知識は僕に語りかける。
全ては終わるのが大前提なのだと。
いつか訪れる終わりを前提にした、
生であり愛なのだと。
そういう道理なのだと。
だからこそ僕らの楽観は、
約束されているんだと思う。
そうじゃなきゃ
誰もどこにも行けるはずがない。
根源的に祝福された世界は、
それを失うまでの約束された実感であり、
肉感であり、義務であり、権利なのだ。
今ここにある偶然を疑わず、
先にある必然を忘れる。
じゃなきゃそんなことできるわけがない。
失うことなんて、
今ここにある光に比べたら
ちっぽけなものと、
迷わずに、怯まずに、まっすぐにそう言う。
だけど本当なんだろうか?
本当に本当に本当にそうなんだろうか?




