ふるさと銀河線 廃線跡を往く③ | Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

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「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」
2014年7月の訪問記録です

【薫別駅】

鬱蒼とした林の中にあった……
見ての通りいつ崩れ落ちてもおかしくない。

床は傾いている。
大きな蜘蛛の巣に囲まれていた。
木の椅子はびくりともしない頑丈な造りだった。「幸せになる椅子」というらしい……

駅舎存続を求める声。
様々な想いがここに注ぎ込まれている。
ここは行った人なら解ると思う……
そこには先人の魂がしっかりと残されている……
涙が出そうになる……

【大誉地駅】

今年の1月に撤去されたらしい……
美しい佇まいだった……

藪の中を掻き分けてホーム側に行き、中には入れなかったが覗いてみた。
駅ノートらしきものが見えた。

撤去は仕方ないと思うが本当に残念だ……


【笹森駅】

熊出没注意としか言いようがなかった。
木々が風でガサガサ音がすると軽くビビった。


【上利別駅】

木造駅舎が美しかった……

ホーム側には絵が描かれていた。
足寄高校の生徒が描いたらしい。

中には入れなかった。
やはり木造駅舎は改めて感動する。

【塩幌駅】

自然に還ってしまった……
多分この辺……

【西一線駅】

跡形も無いとはこの事か……
多分この辺……


【愛冠駅】


かわいらしい駅舎がそのまま残っていた。
ホームも朽ちていたが現存した。

【足寄駅】

風情あるようにしているが、中は食堂になっていた。

ここにも線路の一部があった。

ここまで来ると観光客の姿が見えた。

上利別や薫別がまるで冗談みたいに思えた……


(④に続く)