真夜中の砂布巾 -20ページ目

真夜中の砂布巾

真夜中にネットをさすらっている中年おやじの、たわいもないひとりごとです。

何時の頃だったか、「本音と建前」ってはやりましたよね。

やっぱり世の中「本音」で生きなくちゃって感じのブームでしたが、いつまでたっても、世の中は「建前」の世界。

その「建前」の中身はいろいろ変わってきてはいます。



「人命は地球より重い」なんて建前の事件もありましたが、今更そんなこと

本気で主張できる人はかなり危ないです。

学校教育の現場でも「個性を伸ばして、のびのび教育」という建前は、崩れつつあるのでしょうが、未だにそんな主張をする中年教師も多いのではないでしょうか。



養老 孟司さんのインタビューを読みました。

http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no34/tokusyu/index.html



この方の本もいくつか読みましたが、実に当たり前のことを書いていると感じました。しかし、その内容と現実の社会がかなり乖離してきていることを再確認してしまいます。そういうことでベストセラーになるんでしょうね。



植物や動物を育てることも、人間を育てることも基本的には同じなのでしょう。

適切なケアをして、きちんとした方向付けの意志を持って育てなければ、まともには育たないですよね。植物の個性を尊重していたら、農業なんて成り立ちませんし...。



ただ、それらの作物を育てることと人間を育てることは社会に与える影響の大きさがかなり違います。

「たかが教師」ではなく、本当に「師」と仰げる方が増えてくれることを切に望みます。給料がいいとか、社会的地位が高いとかそういう自己満足ではなく自分のやっている仕事が、どれだけ社会に影響を与えているかを自覚して働いてくれるといいのですが。
最近のヨン様ブームで、来日した際にけがをした女性が出たことについてちょっとだけふれましたが、ファンの熱狂ぶりについて少し考えてみました。

この熱狂というか、騒動についてビートルズ来日の時の騒ぎや、若いアイドルに対する熱狂的なファンの行動と対比して語る人がいますが、この場合問題なのはその年齢層のちがいです。若い女性ならその行動は自然な物としてとらえられます。

しかし今回は、団塊世代やその下の世代の女性が、あのような行動をとっています。ちょっと昔なら、この年代の人がこんな行動をとれば、周りから「恥ずかしい」と、そしりを受けたはずです。いや今でも、そういう感情を持つ人は多いと思います。ただ最近の風潮として、「恥」を感ずると言うことに対して何か悪い物の用に認識する傾向があると思います。なんでも自由なのだから法律に反しない限りどのような行動をとるのも自由だと...。

しかし、法律を守ると言うことは最低限のルールであって、その他に社会のルールと言う物はたくさんあります。そういうルールやマナーを守ることで人間は社会をうまく形成してきたのだと思います。ところがそういうルールは規制緩和してしまおうという動きが激しく、だんだん無法国家になっていくような気がしてなりません。

こういう規範意識の薄れが蔓延してきた結果が学級崩壊などにもつながっていると感じています。いまヨン様に熱狂している世代は若い時代に何らかの規則に縛られ少しは窮屈な思いを感じてきて、今それが解放されたので爆発しているのかもしれません。

しかし子供の頃から、たがのはずれた親たちや教師たちに育てられた子供たちは、どうでしょうか。ルールを守ることの大切さや、それを自力で切り開いて自由を得たときにうれしさを感ずる機会が与えられません。最初から自由奔放で、苦しみを味わわなければその後に待っている楽しさも享受できないのです。こんな社会が無気力だったり、すぐに自殺してしまう人間をどんどん作っているのではないでしょうか。

ヨン様に熱狂しているおばさまたち、もう一度よく考えて欲しいですね。
自由奔放に「恥ずかしい」事をするのは、本当に良いことでしょうか?
ルールやマナーにうるさいおばさんに戻って、子供たちや若い世代に厳しく教えていき次の世代を育てていく大切な役割を思い出して欲しい物です。
奈良県の少女誘拐殺害事件は、自分の子供と年が近いだけに大変いやな気分です。
もし自分が親の立場だったら必ず犯人に自分の手で復習を...。
などと以前は考えていましたが、今は他の子供もいます。自分の気持ちをはらすためだけで、他の子供や家族を犠牲にはできないのです。
結局親は何もできず...。犯人が捕まって死刑になろうとも気持ちは晴れないですね。
まして事故などでなくなったらまだしも、無惨な殺害方法ですから断腸の思いでしょう。

また子供(といっても成人ですが)が親を簡単に殺して淡々としているなど
本当にいやな事件が続いています。

ああ、それなのに「ヨン様」追いかけてわざわざ九州から上京し、押されて転倒、
けがを負ったなんて。何を考えているんだか。
50才すぎても気持ちは子供ですか。
ニュースで北朝鮮による拉致の問題で、協議が開かれたがなかなか進展が見えないという。北朝鮮にしてみれば、まずい問題をたくさん含んでいるだろうし、またアメリカと渡り合うための材料として一気に解決せず引き延ばしているのだろうか。



いつも瀬戸際外交をしている国ですから、今回もせっぱ詰まった状態にならなければ、これ以上の進展はないでしょうね。それなのに、いまだ経済制裁には慎重な態度とは、どういう事でしょうか。発動するしないはおいておいて、そろそろ強行にちらつかせて脅しをかけないと駄目でしょうね。いつまでたっても進展はなさそうです。

すでに援助を出してしまっているから、甘く見られているのは確かでしょう。



しっかりして欲しいですね。

テレビで高次脳機能障害を煩った子供さんの番組を見ました。

3人の子供の親として非常に身につまされる話であり、また何時自分の子供に降りかかるかわからない災難ですから興味を持ちました。



高次脳機能障害について



病気だけではなく交通事故等でも、この障害を負うようですね。

番組では急な発熱と意識障害の後にこの病気になったようです。

しかし子供の快復力はすばらしく、脳の機能が回復しているようでリハビリに励まれているようです。

この中でお母さんの苦悩、お父さんの役割色々考えさせられることがありました。

いざ自分がその立場に立ったときに冷静に行動できるか自身はありませんが、心構えは持っておく方がよいでしょうね。



昔に比べて障害を持った子供に対する環境はずいぶんと良くなってきていると思います。

私が子供の頃、近所に脳障害かなにかで行動が異常だったり、そういう子供が結構居ました。やはり地域の中で気味悪がられたり、疎まれる存在でした。

普通の学校にはもちろんのこと、養護学校に通うこともままならない様子でした。



一般の人の反応は改善されたかどうか、それはいま一つわかりませんが。

障害に対する認識はかなり改善されているのではないでしょうか。

学校や、その他行政の対応も随分改善されていると思います。



ただ一つ気になることは、「当人が望む」からと言って無理に普通の学校に通わせる事は果たして本当によいのか?ということです。

そういう子供のために、施設を改善したり専門の職員を置くことは悪いこととは言いませんが、単なる美談や自己満足で行ってはいないでしょうか。

そういうことがなければそれでよいのですが。何となくそんなことがあるのでは感じています。

障害の程度によるでしょうが、専門のスタッフがいて設備の整った養護学校を整備してその中で最も良い環境で学ばせることが一番だと感じています。