本音と建前 | 真夜中の砂布巾

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真夜中にネットをさすらっている中年おやじの、たわいもないひとりごとです。

何時の頃だったか、「本音と建前」ってはやりましたよね。

やっぱり世の中「本音」で生きなくちゃって感じのブームでしたが、いつまでたっても、世の中は「建前」の世界。

その「建前」の中身はいろいろ変わってきてはいます。



「人命は地球より重い」なんて建前の事件もありましたが、今更そんなこと

本気で主張できる人はかなり危ないです。

学校教育の現場でも「個性を伸ばして、のびのび教育」という建前は、崩れつつあるのでしょうが、未だにそんな主張をする中年教師も多いのではないでしょうか。



養老 孟司さんのインタビューを読みました。

http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no34/tokusyu/index.html



この方の本もいくつか読みましたが、実に当たり前のことを書いていると感じました。しかし、その内容と現実の社会がかなり乖離してきていることを再確認してしまいます。そういうことでベストセラーになるんでしょうね。



植物や動物を育てることも、人間を育てることも基本的には同じなのでしょう。

適切なケアをして、きちんとした方向付けの意志を持って育てなければ、まともには育たないですよね。植物の個性を尊重していたら、農業なんて成り立ちませんし...。



ただ、それらの作物を育てることと人間を育てることは社会に与える影響の大きさがかなり違います。

「たかが教師」ではなく、本当に「師」と仰げる方が増えてくれることを切に望みます。給料がいいとか、社会的地位が高いとかそういう自己満足ではなく自分のやっている仕事が、どれだけ社会に影響を与えているかを自覚して働いてくれるといいのですが。