すずかちゃんのえがお | 真夜中の砂布巾

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真夜中にネットをさすらっている中年おやじの、たわいもないひとりごとです。

ニュースで、気管切開の女児が保育園に通えるように訴訟を起こしていた事件に対して、判決が下ったとの報道がありました。

朝のニュースでも「みのもんた」が、彼一流のお涙頂戴で話していました。この件に関しては以前にもブログで取り上げていたのですが、きっとこのニュースを見られて「感動」された方が書き込みをされていたので、もう一度考えてみることにします。

まずは、痰の吸入にたいする危険性ですが、これに関してはあまり詳しくないので、どれだけの危険性があるかは判断しかねます。

私が一番気になっていたことは、今回の訴訟で年端も行かない子供を原告代表にして、マスコミにさらしたことです。自分たちの主張を、情緒的にアピールして目的を達成しようとする手段として、子供を使ったことです。

一人の親として、このように子供を道具に使った行為に非常に嫌悪感を感じています。

もちろん、すずかちゃんには、何の罪をありません。悪いのは親と、周りではやし立てて良いことをしていると勘違いしている連中です。

訴訟自体は、そんなことをしなくても出来たはずです。情緒に訴え、マスコミを利用して裁判官の判断に影響を与えようとしたことが見えすぎて不快です。

マスコミは、日本人の情緒に訴えてさまざまなプロパガンダを流します。
どうしても、それによって判断が狂わされてしまいがちです。

今回のケースでは、子供が普通の保育園に行きたいと言った。そのことを強調して、望みをかなえることだけが正義のように語られています。子供が望めば何でも言うことを聞くことが正しいのでしょうか?

冷静に、客観的に考えて最善の道を行くようにしてあげることが、本当の愛情でしょう。
時には、冷酷なまでに厳しくすることも大事です。

保育園側や行政が恐れたことは、きっと事故のことを考えてのことでしょう。近年は、子供の事故に関して訴訟沙汰になることが多く、その際の対応に苦慮している背景があります。まずは、この部分を解決することが一番の問題です。受け入れないことが、絶対に悪くて非人道的だと短絡的に考えるのはいかがなものでしょう。

そのような配慮から、今回受け入れに際して、看護職員を1人専属でつけたようですね。たかが800万円などと発言していましたが、保育園にとっては大きな負担でしょう。たった1人のためですからね。

そのお金を使えば、待機児童を何人か入園させることが出来たかもしれません。その辺のバランス感覚も持って欲しいものです。

本当に、親として普通の保育園に行かせたいのなら、そして問題なくすごせる自身があるのならば看護職員の増員をしないように申し入れ、また事故が起こった際の責任もきちんと自分で取ると宣言して行かせるべきだと思います。

情緒に訴え、差別だと叫べば無理が通ってしまう世の中が恐ろしいですね。一方では行政の非効率を糾弾しながら、こういうことには、応援のエールを送るのではダブルスタンダードです。