終戦記念日です | 真夜中の砂布巾

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真夜中にネットをさすらっている中年おやじの、たわいもないひとりごとです。

終戦記念日といっても、実は敗戦記念日なのですが、そういいたくないという気持ちから終戦記念日なんですね。

戦後60年、還暦を迎えた節目としていろいろな報道もなされています。
そして、中国、韓国、北朝鮮などの近隣諸国では抗日戦争の記念行事が
行われるようですね。

さんざん言われてきたことですが、「勝てば官軍」なのです。
敗戦国日本は何時までも色々言われるわけですし、戦後そのような経験をたくさんしてきたわけです。永世中立国だとか、戦争放棄の平和国家だとか理想を唱えてきたのですが、様々な幸運と努力の中で60年間平和を保ってきました。
そのために犠牲にしてきたことはたくさんあると思います。
それはある意味で苦難の道でしたが、それがあまりにも報道されてこなかったことで国民に隠蔽され続けたことは、正しかったのでしょうか。

また、日本が平和をむさぼった60年間、世界では戦争や紛争が続いています。
自国だけが平和と栄華を誇っていて良いのかという疑問も湧きます。

ただ、世界に貢献して平和を拡大するには国力が必要です。
経済的、外交的、軍事的に三拍子揃った体力が必要になってくるのです。
それで初めて世界の中での発言力が増し、何かを変革する力を持つのです。

ただし、それらを持つことは諸刃の剣でもあります。力を持てば必然的に行使したくなるのが人の常であり、様々な欲望や野心が頭をもたげることとなります。
強い国家を築くことは、国民の幸福と世界の安定に寄与する事ではありますが
しっかりした政府を保ち、国民一人一人の自覚が必要です。

今の政治や国民の意識を考えると、かなり危険も気もします。
戦後の思想や教育の偏りから、一億総白痴化と呼ばれた時期の反動が
今現れています。隣国の政治的メッセージもそれに拍車をかけて
ナショナリズムの高まりや好戦的な考えが増えてきていると思います。
そのような考えを持った人々が、果たして本当の危機に直面したときに
勇ましい態度をとれるかははなはだ疑問ですが。
そういう勢力が力を持ちすぎることは国家を誤らせる一番の原因です。