小泉首相の靖国参拝問題が国会でも騒がれています。
単純に考えれば、中国や他の国がこの程度の問題で日本を強く批判することはお門違いだし不愉快な話でもあります。
日本が軍国主義化していると批判する国が、毎年軍事費を増大させ、大規模に核を保有し、近隣諸国に軍事的圧力をかけているのですから本末転倒というかあまりに身勝手な主張にすぎないのです。しかし、このように強大な力を持ってきた国であればこそ、その批判が力を持ってくるのです。
小泉首相が、これだけ多くの批判を受けている中で主張を曲げずに貫いている事にはいろいろと憶測が流れています。遺族会など圧力団体に気を使っているなんて意見もありますが、今やこれらの団体がそれほど力を持っているとも思えません。
私は小泉首相の「適切に判断する」という言葉に引っかかりを感じていました。対中国との摩擦の中で彼の行動によって「靖国問題」だけが飛び抜けて注目されるようになり、中国側も首相など一部の首脳が参拝しなければ容認するとまで譲歩するようになりました。
この問題の外交カードとしての価値を高め、常任理事国入りと引き替えに切ろうとしているのではないかと疑っています。
しかし、アメリカの反対や中国の過剰な拒否反応で雲行きは怪しくなってきました。複雑に入り組んだ外交戦術ですが、日本も少しは外交上手になって「おみごと」と喝采できるような行動を取って欲しいですね。ただ、本当の外交的成功 はひとしれず、水面下でひっそりと行われているのかもしれませんが。