個人情報保護法案が施行されて、いろいろと面倒な事が増えています。情報セキュリティーに目が向けられることは大変良いことなのですが、それ以外のことに関しても何とも窮屈なことが多くなっています。
PTAの名簿や連絡網さえも行き過ぎた配慮から、一部しか載せないなど...。個人情報を保護することも大事でしょうが、あまりにヒステリックに大騒ぎするのはなんとも頂けません。かえって大事なコミュニティーが崩壊していきそうです。
学校なんて言うところは、まず事なかれ主義ですから、こういう法案が通ってしまうと真っ先にいろいろと規制を始めてしまいます。そもそも、住所や電話番号程度の個人情報が漏れたといって実際にどれだけの被害が出ているのでしょうか?単に詐欺にあったとか、面倒なDM、勧誘電話がかかってくる程度のことではないでしょうか。そんなことは想定内のことであり自己責任で対処すべき事でしょう。
また個人情報が漏れること自体に規制をするよりも、個人情報の売買などに厳しい規制と罰則を与える方が効果的ではないでしょうか。名簿業者などが堂々と営業できるのは困りものでしょう。
こういう風に情報源だけに規制をかけてしまえば、情報の価格が高騰するわけです。そうなればそれを不法に取得しようとする者も増えるわけです。売買に対してのリスクが少なくて価格が高くなれば、次々と巧妙な手口を使って盗もうとするわけですから、必然的にその対策も難しくなりコストもかかっていくわけです。
セキュリティ業界には追い風になって良いのかもしれませんが、コストをかけることの出来ないところではただ単に情報を集めない、公開しないというだけになってしまいます。
同級生の親御さんに連絡したくても、電話番号も住所もわかりません。ますます、学校という場がコミュニケーションから遠ざかり孤独な場になっていくようです。