病棟 | 体外受精 乳がん 大腸がん腹膜播種 に纏わる覚書

体外受精 乳がん 大腸がん腹膜播種 に纏わる覚書

大腸がんリンパ節転移 腹膜播種の親の介護中
体外受精(ショート法)による不妊治療
そのさなかに乳がん(疑)が発覚
アメブロでは多くの情報をいただき助けられました。
自分の記録も誰かのお役に立つ日が来ると嬉しいです。

ご無沙汰しておりました。

最近なにかと忙しく、親しい方々のブログへも足を運べておりませんでした笑い泣き

そんな中でも足を運んでいただいた皆さまに感謝ですラブラブ


いつもはPCから投稿しておりますが、現在、親の病棟で付き添いのため、本日はスマホからの投稿初挑戦しております。(ちなみに、深夜に打っていたので、内容に時差があります)


つらそうな親の様子にいたたまれず眠れないので親の側に付き添うも、声をあげて苦しむ親の様子を見ているのもまた辛く、現実逃避で、ついつい こちらに。


親のことですが、緊急入院となったきっかけは、医療ミスで事故のようなものでした。

確実に効果のある抗がん剤に出会い、もっともっと先を望める状況だったため、がんの進行が原因ではありません。

が、現在がん治療をされているかたには見たくない内容かもしれません。

終末期の様子になります。

もし、読まれる場合はお気をつけください。


今年初め頃に倒れ、何度も余命を宣告され、緩和行きを言い渡され、それでもそのたび、絶対生きて戻ると驚異の回復で医師たちを仰天させてきた母ですが、先日、あるきっかけで一気に身体機能が落ち、自力歩行が難しくなりました。


そこから、がんの進行が一気に進み、だるさを訴えると、あれよあれよと麻酔で鎮静され、その影響で言葉がままならなくなり、翌日から急激な衰弱が始まると、今日、意志疎通もできなくなりました。

医師からはあと数日と言われていますが、母の様子を目の当たりにしても まだ信じられず、なんだか、夢を見ているようです。


それに、つい先日、ようやく病棟での面会が緩和されたばかりなのに、このタイミングでお別れとは…仕方のないこととはいえ、入院中、側にいられず、不自由し心細い思いをさせてしまったことが心残りになりそうです。


身内を見送ったかたがたの中には、闘病記録を、すごく前向きで温かく、幸せなものとして書かれるかたもいらっしゃって、いつもほっこり励まされているのですが、私も、いずれは そのような心境になれるのでしょうか。

今はまだ、なかなかその境地に至らない私です。


ところで、今のところ、自分は鎮静剤を使っての緩和記録を目にした記憶が残っていないのですが(治療記録ばかり調べて、緩和関連はほとんど検索していなかったからだと思われます)、よくある手段なのでしょうか?

親の現状を見て戸惑うばかりです。

どのような絶望的な状況になっても闘うことを選び、自身の尊厳と選択の自由を大切にしてきた人なので、今の状況を、本人はどう思っているのだろう…と考え込んでしまいます。


不眠を訴えるので眠らせるだけ、麻酔を切ればすぐ元に戻るからと説明を受けていたのですが、麻酔を投与された翌日から突如衰弱し、苦しんでいるのに身体は動かず意志疎通もできなくなるという、本末転倒に見えてしまう状況。

意思疎通ができた最後の日、親が麻酔に対して不安を訴えていたのですが、覚醒する方が本人はつらいとのことで、麻酔が増量され、完全に意志疎通できなくなっただけでした。


専門医が言われるので、これしか方法がないのかもしれませんが、専門知識のない身内の立場からすると、予想外の状況に、本当に良かったのだろうか?他に方法はないのだろうかと、つい思ってしまうのです。


ナースコールしても、半覚醒状態で叫び声を上げていても意志疎通できないから、痛いのか苦しいのか何なのか分からない。どうすることもできません、苦しむ様子になるのは仕方ないとのこと。

ナースのかたは、当たり前のことのように笑いながらおっしゃるのですが、身内としては、辛いですね。

見送られた側のかたがたは、それに対し、どのように納得を得て、この状況をどのように乗り越えられたのだろうかと思います。


調べるのが怖くて緩和や看取りのことをあまり調べられずにいたのですが、もう少し調べておけば良かったかなと、何かとネガティブ思考がのさばります。


数時間置きに点滴アラームが鳴りますし、親のことが気になって眠れず、今日も今日とて徹夜になりそうです。

付き添いって、想像より過酷ですね。


とはいえ、一番つらいのは親の方。

何もできなく歯がゆいけれど、側にいることだけは伝え続けたいです。