●警備員向け防犯セミナーを実施しました!
S&T OUTCOMESの親会社である「アサヒ安全業務社」の警備員に対して、防犯セミナーを実施させて頂きました。
警備会社で勤務する警備員は、定期的に「警備員教育」を受けなければなりません。
これは警備業法で定められており、何らかの理由(病気で長期入院したなど)で、この教育を受ける事が出来なかった場合、改めて教育を受けるまでは警備員としての業務に就く事は出来ません。
この教育の1コマとして、防犯セミナーを実施させて頂きました。
主たる内容としては、日常防犯と危機管理について取り上げました。
街中で人とすれ違う時に、どういった事に注意するべきなのか。
突然の無差別殺傷事件に巻き込まれた時には、まず何をするべきなのか?
決して難しい事ではありませんが、同時に普段からの心構えが重要になります。
また、危機管理の1つとして子どもの防犯についても取り上げ、子ども達が普段どのようなリスクに晒されているのかを説明した上で、警備員として社会にどの様に貢献出来るのかを1つの提案として話をさせて頂きました。
業務中に特別に何かをする訳ではなく、周囲を歩く子ども達に目を向ける事から始めて貰います。
その視線が、子ども達の連れ去りなど、悲惨な事件を防ぐ事になるかも知れないのです。
●子どもバリアレンジャーとは?
危機管理の目的は、最悪の事態を想定して、それを回避することです。
そして回避することが出来ない場合には、発生するダメージをより小さく留める事を目指します。
9月28日(土)には、日本こども成育協会と共催の、『子どもバリアレンジャー』のセミナーを実施します。
今回の警備員向けのセミナーで実施した内容を、子どもの防犯に集中して取り上げます。
子どもの防犯を考える上では、忘れてはいけない重要なポイントがあります。
それは子どもの年齢に応じて対応方法が変化するという事です。
特にシングルエイジ(10歳未満)の子ども達に対しては、原則として自己防衛は期待出来ません。
(自己防衛について、その手段等を教えないという事ではありません)
では、どうするのかというと、周囲の大人が守るという事になります。
学校、家庭、地域社会が一体となって子ども達を守る姿勢が必要になるという事です。
この考えと取り組みを、私達は『子どもバリア』と呼んでいます。
シングルエイジの子ども達を取りまくリスクの内、特に犯罪面に注視し、その対応を考えていきます。
●子どもバリアレンジャーの主な内容
・あんぜん生活の基礎
・子どものあんぜん生活
・犯罪者を知ろう
・『子どもバリア』のつくり方
・『子どもバリア』を有効にする3つのポイント
・キケンからの身の守り方
となっています。
開催日時、費用等は以下の通りです。
日時:9月28日(土) 13:00~16:00
会場:日本こども成育協会 セミナールーム(東京都中央区日本橋人形町1-3-6 共同ビル3F)
参加費:5,000円
詳細:https://www.kodomoseiiku.jp/course/190329/
お申し込みは、日本こども成育協会のHPからお願いします。
沢山の方々のお申し込みをお待ちしております。
●HP新しくなりました。
S&T OUTCOMESでは、今回のような日常防犯や危機管理に限らず、プロテクション(身辺警護)のトレーニングや、国内テロ対策のトレーニングを実施しています。
新しくなったHPから各項目をご確認ください。