最後の総合病院 | 私と旦那と。赤ちゃんは?

私と旦那と。赤ちゃんは?

2013年12月初期流産。
2015年4月,35週5日で死産。2016年1月,子宮外妊娠で左の卵管切除。
2017年4月,4度目の妊娠にてやっと元気な我が子(娘)をこの腕に抱く事ができました。2020年2月息子も誕生。
2023年4月,6度目の陽性反応

DAY14


先日の不妊治療科のチェック後は、久々にルー君を出産した病院へ呼ばれて行ってきました。


家から車ですぐの距離にある病院。


家を出た瞬間から不安に襲われ涙がポロポロ。。。


産婦人科なので妊婦さんもいるし、子どももいるし。。。


出産した分娩室は同じ階にあるし。。







最近の私の中のルー君のポジションは以前に比べ少し変わりつつありました。


うまく表現出来ないけど、表すとしたらこんな感じかな。


ルー君はすごく大事な宝石みたいにキラキラしてる宝物で、
すぐ割れちゃいそうな薄い綺麗なガラスでできた宝石箱の中にそっと閉まってある感じですアクアマリン


その宝箱はいつでも私が開けたい時に開けられる。


開けるとそこには宝物があってずーーーっと幸せを感じながら見れいられる感じです。


その宝は私だけの物で誰にも触れさせたくない、見られたくない。。。1人でひっそりと楽しんでる。




そんな感じです。






なのでルー君を出産した病院へ行くのはその宝箱を誰かに無理やり見られる感じと一緒でした。


宝物が現実的に評価される感じがしてとても怖かったんです。




車の中ではそんなセンチメンタルな気分に浸ってましたが
病院に着いたら現実を突きつけられました。



大・混・雑!!



私は最後の予約のはずなのにまだ20人以上待ってました。
こりゃ相当待つな、と覚悟をきめて待つ事2時間。。。。ちーん




ようやく呼ばれたと思ったら初めて会う先生。


大きな病院なので会った事のない先生も沢山いるけど、


私は事情が事情なのでかなり沢山の産科・婦人科の先生を知ってます。が、まだ初めましての先生がいました。


先生も「あら?初めまして、だよね?」と。50代くらいの女性の先生でした。


どうやら引き継ぎを完璧に読んでくれたらしく、お話はとてもスムーズ。「最近どう?」と聞かれた途端、涙腺が崩壊しました。



妊娠を望んでる事も、今不妊治療をしてる事もすべて知ってました。
「カウンセリング行ってる?」と聞かれました。


私「いえ…最近行ってません。。。」



やはり、妊娠するまでの過程や妊娠中は死産経験のある人にはすごく辛い過程だからカウンセリングを定期的に受けるように進められました。


「親族や友達には話しづらい事もあるし、カウンセリングはとても大事」と言われました。(もうちょっと安ければ行きやすいんだけどなぁ~)



最後に「あの不妊科のA先生がついてるなら大丈夫。また次回は妊娠後の検診で会いましょう。頑張ってね」と言ってくれました。




A先生はよくても私の体が問題なんだよね。汗


頑張れ私の体~!!ってちょっとプレッシャー。





そして今日のメイン、胎盤が返却されました。



あぁ。。。。。。


胎盤うれしい!!けどちょっと怖い。。。。





ルー君を産んだ病院でのフォローアップは今日ですべて終了となりました。


また、妊娠して戻ってきたい!!!!!




待っててくれ、総合病院。




ルー君の為に誰かが動いてくれるのがこれで本当に最後かと思うとちょっと寂しい気もします。


でも、前に進まなきゃ。