死産に至るまで(2、死亡確定後〜入院前日) | 私と旦那と。赤ちゃんは?

私と旦那と。赤ちゃんは?

2013年12月初期流産。
2015年4月,35週5日で死産。2016年1月,子宮外妊娠で左の卵管切除。
2017年4月,4度目の妊娠にてやっと元気な我が子(娘)をこの腕に抱く事ができました。2020年2月息子も誕生。
2023年4月,6度目の陽性反応

前回の死亡確定後の続きです。




エコーで息子の死亡が確定した後、旦那ととぼとぼ歩いて病室へ戻りました。


助産師さんに先生から今後の説明があるから病室で待ってるように言われました。


待つ事5分、10分、、15分、、、、、。


なかなか来ません。


個室に私と旦那と二人。シーーーンとした時間が流れました。


先生が来たのは30分後。


先生から説明があったポイントは以下の通りでした。


●残念ながらお子さんは亡くなってしまった。

●出産方法を話し合わないといけない。

●帝王切開が希望なら出来るが、後の子作りを考えると自然分娩が望ましい。

●このまま入院してもいいし、明日・明後日からの入院でもよい。

●すべての決断は私の都合や希望で決めていい。



とても簡潔な、わかりやすい説明でした。



が、その時の私には全く理解出来ませんでした。


昨日まで予想していなかった急な出産。しかも死産。


思考回路は停止していたので、私はこう答えました。


「なんでもいい。し、いつでもいいです」


そんな投げやりな答えに先生は正直困ってるようでした。



そしてアドバイスをくれました。


「じゃあ、明日の朝から入院ということで手続きしておきます。朝起きて嫌ならキャンセルの電話を下さい。明後日の入院の手続きに変更します。」と。


私の意見や気持ちを第一に考えてくれ、尚かつ選択肢を与えてくれたこの先生。


そんな優しさに触れて、カチンコチンに固まった心が少し溶けました。


なぜだかすべての人が敵の様に思えてたのですが、この優しさに触れたおかげで心の中では「明日入院出来そうかな。」と肩の荷が少し降りた瞬間でした。




そしてこの日は一旦お家へ帰り、旦那と共に愛しい大きなお腹とお腹の中の息子君を


大事に大事に思いながら一晩を過ごしました。


全く眠れなかったけど、横になって泣きつかれて2時間程はウトウトできました。



明日なんか一生こなければいい。と思った夜でした。




入院後はまた続きます。。。。。






ルー君。ママは今日も泣いちゃいました。


会いたいよ。


目を開けた所見てみたかったな。。。


パパ似のおっきな二重の線があったからパッチリ二重だったんだろうな。。。