中旬に雪が降ったりして、ちと驚きました。
1月2月より寒かったかも?
今月は、喜多方市(旧・熱塩加納村、山都町)で二十三夜塔の発見がありました。
旧山都町で1基。もともとは道路を挟んだ伊豆神社の参道にあったものが、車道整備に伴い移設されたのか?などと勝手に想像。
変わり種。
三猿がいたので庚申塔?と思ってみたものの、他の面はのっぺらぼう。(造立年は彫られているのかもしれないが、浅くて風化した?)
上の方に瑞雲を伴った日月が彫られているので、こちらが正面なのは間違いなさそうです。ただし青面金剛の主尊銘や像容が認められません。青面金剛ではなくが二鶏が主尊?
三猿、二鶏と青面金剛が単独で彫られて三基セットになっている例は他で見たので、組になっているものがないかと付近をざっと見回しましたが、この他に庚申塔らしきは見当たりませんでした。
代わりに?
破損した供養塔は、造立の干支が
おそらく「辛(かのと)巳」。
安政四年丁(ひのと)巳よりは、文政四年辛巳と思われ、さらに和暦の干支が求められるサイト
によれば、同年10月16日の日干支が癸巳なので、
巳待塔なんじゃないかな〜?とは思う。
破損といえば。
「ひと粒で3度美味しい」的な出羽三山塔でした。
とは思うけど、所有者管理者に無断で手を出すわけにもいかないので、そこはグッと堪えてます。www
久しぶりに、ちょっとリッチな塔分補給となりました。
庚申塔 11件
巳待塔 13件
甲子塔 1件
出羽三山塔 5件。