友 | とりあえず今日を生き 明日もまた今日を生きよう

とりあえず今日を生き 明日もまた今日を生きよう

山の麓で 英語塾をしています。週末は東の都 東京のおうちで過ごし とりあえず今日を 明日もまた今日を生きようと ゆるりゆるりをモットーに過ごしています。


わたしが
すこぶる具合が悪かった時に
出会った一人の女性


彼女は
某百貨店の
某化粧品売場に
勤めている女性でした


彼女と出会ったのは
かれこれ5年前になります


一番具合が悪かった時の
わたしをよく知る
数少ない人の一人でした


その化粧品売場は
いつもあまりお客さんが
いなかったこともあり


売場のカウンター席に
座らせてもらっては


彼女に色々涙ながらに
話をきいてもらい
慰めてもらい
励ましてもらい


どれだけ
彼女の存在に
助けられていたか
はかりしれません


5年前のわたしは



笑顔も全くなく
いつも泣きじゃくって
死にたい 死にたい
とそればかり
彼女に言っていました


仕事とはいえ
彼女はそんなわたしを
ずっと
受けとめ続けてくれました


そしてそこに



接客を越えた
人としての暖かい心を
感じたからこそ


わたしは
彼女を求め続けたのだと
思います


そんな彼女が
離職して
遠くにいってしまうことを


昨日
彼女の口から聞かされました


涙が溢れました


彼女も
涙を流していました


人と人との出会いって
不思議ですね


彼女とは
友人という関係では
なかったけれど


この5年の間
育み温めあえた心の繋りが
あったと深く感じます


彼女との別れは
すごく悲しいけれど


彼女がいなくなってしまうこの街に
心が迷子になってしまいそうで
不安だけれど


でも


別れの先にきっとある
新たな出会いに
希望を持ちたいです



ありがとう



みさきちゃん


あなたは
わたしの人生の中で


〈友〉でした


ほんとうに
ありがとう


一生
忘れません