トレッキングの途中、ランチは少数民族の村にある一軒のおうちで、ボーランくんがお手製の料理をふるまってくれた。そのお家は今年72歳になるおばあさんと75歳のおじいさんが2人で暮らしている。

2人の写真を撮りたくて並んでもらったら、最初は2人とも緊張して生真面目な顔をしていたけれど、画面に入らないからもっと近寄って、近寄ってってずっと言い続けたら、2人とも照れて途端に笑い出した。そんな瞬間をパチリ。写真を撮ったあとも長いこと2人でけらけら笑っていた。いいなぁ、幸せだなぁ。

そんな村から歩くこと更に4時間、ようやく宿泊地の村に到着した。
ここにきた外国人は白雪が5人目らしい。なんと!村の人達は外国人馴れしていなくて、もちろん英語もさっぱり分からない。そんな村の一軒のおうちにお泊りさせてもらった。地元料理をふるまってくれて、化粧の仕方なども見せてくれた。
子供達は白雪のことを珍しがって家々から集まってくるけれど、みんな遠くから見つめて目が合うとはずかしそうに逃げてしまう。それでも恐る恐る近付いてきて、最終的には仲良くなって懐いてくれた。いいなぁと思ったのは、3歳くらいの男の子が白雪のバッグのポケットに入っていた飴を指差して、これもらってもいい?と聞いて手を延ばしたときに、7歳くらいの女の子がだめ!といってその子の手を叩いたとき。現地の言葉だったのでよく分からなかったが、そういうことはしちゃいけないってことを一生懸命説明しているようだった。まだ幼いのにきちんと教育されてるんだなぁ。きっと手を叩かれた男の子も少し大きくなったら他の子を注意するようになるんだろう。そうやってみんな教え合って正しいことはなにかって学んでいくんだ。このまま変わらないといいな。
旅行者が増えると町の雰囲気は変わっていくもの。人のあり方も変わっていくもの。申し訳ないというジレンマを感じながらも白雪は旅を続けている。
白雪姫のひとりごと