最後の晩ごはん ③芦屋、神戸を舞台にしたご飯小説の4巻です。今回はカバー中央の男の子と、そのお兄さんの問題に迫ります。兄弟の父親は海難事故で亡くなっており、お兄さんが一家を支えてきました。父親代わりで弟を厳しく躾ける兄、自分のやりたい事を枉げられているようで反発する弟。根深い確執で、2人の仲はもはや修復不可能。このまま平行線で行くかと思いきや、ある事で交わり、激しくぶつかります。兄弟の行く末は、是非その目でご確認ください。今回の名店は神戸の豚まんで有名な『一貫楼』でした。