ある朝の事です。
唐辛子に水をあげにいきました。
すると唐辛子に甲虫がとまっていました。
カブトムシやクワガタなら娘の同級生にあげれば喜ぶのですが、残念カナブンでした。
放っておこうかと思いましたが、様子が変です。
カナブンがとまっている唐辛子の実から白い種が見えているではありませんか。
そうです、察しの良い方ならもうお分かりでしょう、カナブンが唐辛子を食べていたのです。
驚いた私はカナブンを指で弾きました。
カナブンはひっくり返ってしばらくヒクヒクした後、何処へともなく飛んでいきました。
私はショックでした。
てっきりカブトムシ同様に樹液を吸うのだとばかり思っていたのですが、野菜をバリバリ食べるですね。
そして不思議だったのは、唐辛子の辛味カプサイシンはカナブンには効かないのでしょうか。
それとも辛味は感じないけれど、成分で体は痺れたりするのでしょうか。
カナブンの身ではない私には、永遠の謎です。