うた | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。

あなたは私に光をくれた
私はあなたを救いたくて手を延べた

けれどあなたは この暗闇が好き  とその手に背を向けた
泣きながら追いかける私を 振り向かない優しさで つきはなしてゆく

あなたがくれた、私の光と
あなたが住まう  その闇と

取り替えっこが叶わないというなら、せめて

私は、この光を放棄して
あなたのいる永久の闇へと堕ちて行こう

ふたり、どこまでもどこまでも
底にたどり着くまで堕ちて行こう

あなたとふたりなら
怖くはないのだから

そして、その途中に
闇だからこそ見える満点の星空が現れたなら

その一番輝く星を指差し
あなたに言うんだ
「私は、あそこから 来たんだよ」
「あの光はあなたがくれた光なんだよ」








ストックを載せたり、思いついたまま書いたりして、もはやこの詩を過去に載せたかどうかもわからない