ということで、大会規定からもアウトした三人。
でもね。
こんなのデフォルト。
いつものこと、いつものこと。
真面目なkouseiは早く追いかけないとー と少しびくついてるようなイメージはあったが、
一度タガが外れると、行くところまでとことん行くジョン。
そしてルールや規定なんて概念が最初からなく、軽々とタブーを飛び越えてく紫苑。
紫苑・ジョン「なんとかなんじゃね?(笑)」
の一言に
kousei「そうだね!」
と、こいつもタガが外れる。
kousei、
ようこそ!!フリーダムの世界へ!!!!!!(=´∀`)人(´∀`=)
所々に立ってる監視員は尋ねる
「君たち参加者だよね!?なぜアンカーより後ろに!?」
kousei「今追いかけてます♪」
「もうアンカー先に行ったよ!?」
ジョン「ペース崩したくないんすよ♪」
「なぜアンカーより後ろ!?」
紫苑「アンカーってなんすか?美味しいんですか?www」
自分たちが通った後、監視員は慌ただしく無線でやりとりをする。
そんなことは御構い無しに
ジョンは桜を背景にポーズをとり
kouseiはそれをカメラで撮り
紫苑はいつも通りにあくびする。
色々と致命傷だね♪
とは言いつつ、大会関係者もこのままこの問題児共を放っておくわけにはいかず、ついに
「この道の先で、アンカーが君たちを待ってる」といったニュアンスの言葉をかけられる(・ω・`)
そこは、迷惑かけられん(いや、もう充分迷惑だが)
真面目に歩き出す三人。
その二分後、「.飲み物買おうぜ」とコースを外れて近くの自販機へ向かう。
どうやら、俺たちの 『真面目』 は二分も続かないらしい。
紫苑、kouseiが水を買うなか、ジョンは言った。
ジョン「財布忘れたお(・ω・`)kousei、爽健美茶おごってください」
kousei「(´Д` )」
コンディションの悪い紫苑とkousei、装備は完璧なくせに準備の悪いジョン。
この時点で、スタートから45分ほど。
後半になるにつれて体も心も追い詰められていくならわかる。
前半で、しかも一時間ならないのにこんなにアクシデントはおこるものなのか?
むしろ俺たち完歩したくないのだろうか?
そんなことすら思えた、45分地点。
つづく