ご存知の通り、1957年発表のフランク永井さんの曲らしいが、
昭和60年代生まれの自分にはあまり馴染みがない。
それより、この『有楽町で逢いましょう』は母方の祖父、翁の決め台詞だ。
ナンパした女の子に去り際にかましたり、自宅を訪れた客が帰る時などに、このセリフを言う。
今まで、いろいろな人の発言などを絵にしてきた。
特に 世界観が似ている、嫌味がない、悪ふざけを理解できる・・・などなどをもつ人の発言は楽しい。
その人の言葉が絵になって浮かぶからだ。
翁はそのさいたる存在である。
祖父だけあって、世界観は同じだし、悪ふざけも理解を示すし、人を嫌ったりすることはあまりないし、あっても孫の前では見せない。
だからこそ、翁の発言は意味深で妄想を掻き立てられる。
この
有楽町で逢いましょう
だって、たかだか人生26年の自分が言うのと、
戦争、復興、経済成長、バブルの崩壊、経済低迷、自身の人生の中でこれだけの事柄が起きていながら 意に介さず、遊びまくっ・・・生きてきた翁が言うのでは、深みが違う。
ということで