君は友達。僕の友達。
未来からやってきた、大切な友達。
大好きなどら焼き。
君の押入れ。
ある日、喧嘩をしたまま 君は動かなくなった。
声をかけても、ゆすっても、動かなくなった。
そのうち
未来から誰かがやってきて、君を持っていった。
「故障」じゃなくて「寿命」だと言っていた。と、思う。
「代わりを持ってくるかい?」
と聞かれた。
「いらない。」
と言った。
君はもう、帰ってこない。
大好きなどら焼き。
君の押入れ。
君が「捨ててよ」と言った、ネズミのおもちゃ。
ー・・・「変わろう」
君のために。じぶんのために。
「ごめんね。」も
「さよなら。」も
「ありがとう。」さえも言えなかった。
だから、精一杯の「大丈夫」を君に贈ろう。
君が生まれる頃には、僕はいない。
君にとっては過去のことだけど、
僕の未来は、心配しなくていい。
もう泣かないから。
もう、甘えないから。
君がいつ生まれても
君がどこで生まれても
僕を見つけられるように
の◯太「ドラ◯もん、俺、伝説になる。」
レジェンド オブ の◯太~精一杯の「大丈夫」~
うむ。
どう考えても、ドラ◯もんのいなくなったの◯太が暴走したとしか思えん。