小学生の頃。
クラブ活動では、『まんがクラブ』だった。
活動内容は、漫画のシーンなどを自分で描いてみたり、デッサンの基礎を習ったり・・・
そして、その日の授業は『四コママンガを作ろう』だった。
わかる人はわかるだろうが、四コママンガは、実は普通のマンガを描くよりはるかに難しい。
ストーリーを四コマに収める・・・
それはつまり、昨日の自分の一日を四文字ぴったりで収めることに近い。
どうでしょう?なかなか難しいでしょう?原稿用紙半分ならまだしも、四文字で収めるというのは、言葉のボキャブラリーや構成を幅広く知っていないといけない。
だから
「暇でした」と作れてしまったことはとりあえず内緒にしておく。
まずは四コママンガのタイトルを決めることになった。
先生曰く、「掴みが肝心。人が、なんだろう?と手を取るようなタイトルを考えてください。そうですね、シャレとかいれるといいかもしれません。」
そう言われると余計難しい。
友達はみんなタイトルを作って行くのに、全く思い浮かばない自分。
友達は「みんな、見んな!」
とか
「ありえん、蟻」とか絶妙なタイトルをどんどん出して行く。
やばい、このままでは居残りモードだ。
焦る俺。
授業終わりも近い。
苦心の末持って行った、子供心満載のタイトルがこちら
↓
『腹割った、はらわた。』
転入生・恐子と、教師の ちょっとダークなストーリー
先生「だめ。」
居残りましたorz