齢92。
大正生まれ、第二次世界大戦は前線に立つ事はなかったらしい。
同じ部隊にやなせたかし先生がいたなー。元気してるかなー と言ったじいちゃん。
大元の先祖は、首里王朝時代の高官であったらしいが、中学生だった頃の自分にはその話の意味が理解できていなかったので、真意は不明。
病院から連絡が入った。
病院側「家族にお話があります。おじいさんの健康診断の結果についてです。」
慌てて病院に集まる母さん、俺、おじさん。
そして独りにしてはいけないので、じいちゃんの家にいるばあちゃんは姉に付き添わせる。
医師の話によれば、心機能が少し低下しているみたいで、入院して治療する必要があるみたいだ。
ここ最近、法事もあって心労が貯まっていたのだろう。歳が歳なのであらゆる機能低下には目をみはってなくてはいけない、
ただ直接死に至るものとかではないのでひとまずは安心だ。
そしてじいちゃん。
私たち家族はとても心配したのです。
病院まで自分で運転して行った
とか
親戚に配ろうとスイカを2つ買いに行った
とか
病院に来たとたん「おお、みんな揃ってどうしたの?」
とか
「こんな可愛い看護士さん達にかこまれるのもいいもんだねー」
とか
ちょっと無神経です。(>_<)
でもなんか憎めない素敵なじいちゃん
良くなったら、またそばでも食べに行きましょう。
ただし、もう車は取り上げです(`・ω・´)
お医者さんにも「少し休んでください」って言われてたじゃない。
入院決まった瞬間「家に車置いてからまた来ようかねえ」とか言い放った事を私は知っています。