札幌市東区にある札幌飛行場(通称:丘珠空港)の滑走路除雪作業を撮影してきました。
丘珠空港は官民共用の空港で、陸上自衛隊が運用しています。
除雪作業は丘珠駐屯地業務隊・飛行場管理班が行っており、昼夜を問わず作業が行われています。
まずは深夜に行われていた作業から。

午前3時頃に到着した時は、1台の高速除雪車が滑走路の末端で作業していました。暗い滑走路を高速除雪車のライトが照らします。

積もった雪が多い時は、この巨大なフロントプラウとサイドウイングを装備した高速除雪車で除雪していきます。

サイドウイングも駆使し、雪山ギリギリまで寄せています。
他にも作業している車両がいましたが、300㎜のレンズではこれが限界です…
寒いし、暗くて上手く撮れないので一度帰宅しました。
そして午前10時頃に再度訪問。

今度はスノースイーパー車が作業を行っていました。
隊列を組み、フロントの回転ブラシと荷台のブロアで路面の薄雪を飛ばしていきます。


スイーパー車が何度も往復し、路面をブラックトップの状態に仕上げていきます。




走行しながら路面の摩擦係数を測定します。




釧路から飛んできた、北海道エアシステム(HAC)の機体でした。


HACが所有する3機の全て揃いました。

最初に着陸した機体が、乗客を乗せ再び大空へ

丘珠空港の発着便数は必ずしも多いとは言えません。しかし北海道の重要な交通手段の一つです。この交通を麻痺させないために除雪作業は続きます。