気が付けば3月も下旬、前回の更新から一ヶ月近く空いてしまいましたね(汗)
以前は上の写真のように、小型灯器がキャビンの上に1灯、後部に2灯というのが定番(一部地域を除く)でした。
また、LED標識のブリンカーがウインカーの点滅と混同してしまう問題もあり、最近の車両は文字表示のみの標識が搭載されています。(写真は平成26年車)
調べてみると、市光工業の「トラック用リアコンビネーションランプ融雪ヒーターパネル」という製品でした。
今年は2月から気温が高く、札幌近郊は早々に除雪シーズン終了です。
近いからと油断し、予定していた場所での撮影を逃してしまいました。来シーズンへの反省材料にします(- -;)
さて、除雪トラックの灯火仕様の変更ですが、平成21年頃から黄色警光燈の架装パターンが変わりました。

現在は下の写真のように、キャビンの上に中型灯器が1灯、後部は小型灯器が1灯というパターンになっています。
変更された理由は、「除雪トラックに一般車が衝突するのを防ぐため」です。

意外な理由なのですが、後部警光燈が両サイドにあると下にあるウインカーの点滅が目立たなくなり、右ウインカーを点けて右折を始めた除雪トラックに、ウインカーに気づかず追い越しを始めた一般車が衝突するという事故が多かったそうです。

また、LED標識のブリンカーがウインカーの点滅と混同してしまう問題もあり、最近の車両は文字表示のみの標識が搭載されています。(写真は平成26年車)

派手にしないと吹雪の時に追突され、派手にし過ぎても衝突されるという難しい問題があるのですね。
他には、テールランプの熱線入りカバーが変更されていました。
下の写真は、旧仕様の3灯一体型のカバーです。

新仕様のカバーは1灯毎に付けられています。

民間トラックにも採用されているかも知れませんね!