今日知ったのですが、2015年9月末をもって㈱KCM(川崎重工)のホイールローダ事業が日立建機に事業移管されたそうです。
平成11年11月納入のKCM製除雪ローダ(機種名は不明)です。
社名表記や黄色回転灯、字幕標識の幕はすでに撤去され、落札業者への引渡しを待っています。
寂しいですが、今後は新車のKCM製ホイールローダを見ることは無くなります…
長年KCM製だった開発局の除雪ドーザが、今年からコマツ製になったのも何かしらの関係があるのでしょう。
さてKCMつながりの話になりますが、道東自動車道の追分ICの駐車スペースに一台の除雪ローダが停められていました。

この車両は今年度の売却入札に出され、売却の手続きが進んでいます。
この車両を含め、全道で10台のローダが売却入札に出されているのですが、導入年数が平成5年~平成11年とバラバラです。
新車購入の入札が無いことも思慮すると、ローダの自社保有をやめるのでしょうね。
ホイールローダは「ドーザ」など様々な呼び名で言われていますが、入札公告を見るとNEXCOでは「トラクターショベル」と呼ばれているみたいです。
珍しい形状のバケットは「両サイドダンプバケット」と呼ばれ、左右前方の三方向にダンプができるため、狭所での作業やダンプカーへの積み込みなどに威力を発揮します。

導入から16年経っていますが、走行距離は約9300kmとまだまだ使える車両です。
一斉売却される前にこのバケットを付けたローダの作業風景を見たかったです。残念!!