今年度、北海道開発局札幌道路事務所に1台のみ調達された新型の除雪グレーダ、コマツGD675-6(27-2141)を紹介します。

都市部の除雪に威力を発揮する除雪グレーダですが、排ガス規制の関係で対応機種の開発が遅れ、開発局では23年度に調達されたGD755-5を最後に更新されていませんでした。

新型のGD675-6は土木仕様と除雪仕様の2種類を用意、ブレード幅は3.7m級・4m級・4.3m級の3種類となっており、開発局に導入されたのは除雪仕様の4.3m級です。

性能等の詳細はメーカーHPからご確認ください。

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外観についてですが、導入コスト削減の為かほぼ標準仕様となっており、従来のグレーダに付いていたフェンダーは前後両方付いていません。これでは移動時に泥跳ねしまくりですね(^ ^;)
フロントのLED標識装置も省略されています。

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リアには従来のスライド型標識装置では無く、スクロール表示のLED標識装置を装備しています。
「除雪中 ご協力をお願いします」的な内容が表示されていました。

ここ数年、除雪グレーダの調達が行われ無かったため更新対象のグレーダは多いと思うのですが、1台のみの調達ということは試験的な採用だったのでしょうか?
28年度の調達ではどうなるか気になるところです。