花粉症は1日で治る!──東大の微生物博士が教える https://amzn.asia/d/98YiWMV
年中鼻詰まりの家族に治って欲しいけれど、
ゴリ押しすると面倒くさがられるので
料理に使うつもり。
糠漬けも始めました。
以下、アマゾンのレビューを引用しました。
酪酸菌が健康に寄与し、身体に良いことは間違いないのですが、この著者は「花粉症は1日で治る!」とか、「コロナに殺されないたった1つの方法」といったように、本の題名は誇大広告に過ぎる感があります。
さらに、本書では「乳酸菌は必要無い」・「ビフィズス菌は善玉菌ではない」・「ヨーグルトと乳酸菌製剤には健康効果はほとんどない」と語っています。東大の名誉教授とのことですが、研究者としては少し決めつけた言い方が多く、やや信頼性に欠ける部分があります。
著者が販売するフラクトオリゴ糖の【長沢オリゴ】の販売ページでは、『酪酸菌とビフィズス菌を増やして腸内環境を整える』というように、善玉菌ではないと言う、そのビフィズス菌を増やす効能を謳っており、矛盾している面もあります。
ですが、著者が述べている本書の論点には、非常に重要なものがあります。
「大腸に非常に重要な善玉菌が2種類あり、1つが酪酸菌、もう1つがアッカーマンシア菌である。
前者の酪酸菌はTレグ細胞を増やし、結果として免疫の暴走を防ぎ、様々なアレルギー症状を抑えることができる。後者のアッカーマンシア菌は、大腸の表皮を保護する働きをする。
酪酸菌とアッカーマンシア菌は、腸内で酪酸を作る。そして、身体の炎症を鎮める働きをし、リーキーガット(腸もれ)を防ぎ、自己免疫疾患の発症をも予防する。
この大腸で重要な働きをする善玉菌2種を、最も増やす効果があるのが、フラクトオリゴ糖である。
オリゴ糖は、消化性オリゴ糖と難消化性オリゴ糖の2種類あるが、大腸まで届く難消化性オリゴ糖が健康面で良く、しかも、ガラクトースを含む『ガラクトオリゴ糖』・『乳果オリゴ糖』・『ビートオリゴ糖』は主にビフィズス菌を増やすもので、酪酸菌を増やす効果は少ない。
また、フラクトースが10個以上つながったものはイヌリンと呼ばれるが、イヌリンはフラクトースが10個未満の低分子フラクトオリゴ糖よりも、酪酸菌を増やす効果が弱い。
したがって、酪酸菌とアッカーマンシア菌を最も増やす効果があるのが、『フラクトオリゴ糖』である」です。
上記の論点を踏まえて、フラクトオリゴ糖を購入して試せば、特に本書は購入しなくても良い気はします(^^ゞ
なお、フラクトオリゴ糖を購入する場合、シロップタイプの商品はフラクトオリゴ糖以外の成分が半分以上を占めているので、本書で述べているフラクトオリゴ糖の健康効果は得られません。粉末タイプで、フラクトオリゴ糖が95%以上含有されている商品を購入する必要があります。
著者が販売する【長沢オリゴ】12本セットを試したので、NICHIGA(ニチガ)の「フラクトオリゴ糖 500g 天然 チコリ由来」との違いを追記しておきます。
【価格】
・長沢オリゴ210g ~ 12本まとめ買いで送料無料の11,660円
・NICHIGA「フラクトオリゴ糖 500g 天然 チコリ由来」~送料無料で1,290円
つまり、100gあたりに換算すると、長沢オリゴは約485円、NICHIGAは約258円と価格は約2倍近い差があります。
【摂取後の体感上の差】
・長沢オリゴ210g ~ 摂取して3日後には、70代後半の母でも、くしゃみや鼻水がピタリと止まる
・NICHIGA「フラクトオリゴ糖 500g 天然 チコリ由来」~ 70代後半の母には、体感上の変化無し
私の場合は、NICHIGAでも花粉症は改善しましたが、高齢の母には全く効きませんでした。
また、NICHIGAを1日に30gほど摂取していると、私はかなりお腹がゴロゴロして下痢もしましたが、同じく1日に30g摂取を、長沢オリゴで試してみると、全く下痢もしませんし、お腹のゴロゴロもほとんどしません。フラクトオリゴ糖の原材料の違いが原因なのでしょうか、その理由はわかりません。
【結論】
価格差は2倍近い差がありますが、年齢が高い方には長沢オリゴの方が体感上の変化が表れやすいようです。つまり、本書で述べている効能を得たいなら、素直に著者が販売する長沢オリゴの購入を勧めます。
また私自身、長沢オリゴを摂取して1ヶ月目から、血圧が正常値に近づいてきました。ず~っと万年140-90の高血圧でしたが、現在は125-82程度になり、びっくりしています。
もちろん、私は長沢オリゴの回し者でも何でもありません(^^ゞ
なお、Amazonでフラクトオリゴ糖を検索すると、「長沢オリゴ」と見た目がソックリな、「北の快適工房 カイテキオリゴ」がヒットすると思います。この商品は、長沢オリゴやNICHIGAと異なり、フラクトオリゴ糖以外の糖類がたくさん含まれており、フラクトオリゴ糖とは別物の商品ですから、ご注意ください。本書で述べている効能は得るには、フラクトオリゴ糖の含有率が重要になります。