東京ビッグサイトでの「防災・減災サステナブル大賞2024」授賞式の翌日、品川区役所品川区防災センターにある「しながわ防災体験館」の見学に行ってまいりました。

 

この施設では、身近な災害に備えるための様々なプログラムとして、一般的な展示に加え、消火や要配慮者の避難誘導を模擬的に体験したり、VRを用いての地震や火災時の避難シミュレーションが広く市民に向けて提供されています。

 

入り口は品川区防災課キャラクター「ジージョくん」が出迎えてくれました。

 

 

 

「防災体験VR」コーナーでは、

・マンションにおける長周期地震動(品川区版オリジナルコンテンツVR)

・地震発生後における自宅からの避難(品川区版オリジナルコンテンツVR)

・ビル火災からの避難

この3つのコンテンツをVRで体験することができます。

 

品川区のオリジナルコンテンツVRは、白獅子の代表春名が以前在籍していた制作会社で作られ、CG・リアルタイムコンテンツ制作に春名も携わらせていただきました。

 

この日体験したのは、コントローラーを用いて自宅から避難所までの避難をシミュレーションできるコンテンツ。

4年前に開発されたものとは思えないほど、街並みや居室がVR空間内リアルに再現されており、

音響効果と組み合わされることで、実際は安全な場所にいることがわかっていながらも、自宅から避難場所まで向かう道のりは非常にひっ迫感がありました。

 

数分の体験で、災害発生時に発生する問題、リスク、そして自分たちが置かれる精神的な状況を実体験として得ることができる防災教育VRコンテンツの有用性を改めて感じました。

 

こういったリアルタイムでの操作(行動)ができ、各所において避難の行動や日頃の防災対策へのアナウンスもVR内で完結できるVRコンテンツは、説明する人員を必要としない展示型のコンテンツとしても最適です。

 

 

(VR内の映像)

 

 

 

 

「しながわ防災体験館」では、屋内施設にも関わらず、消火器だけでなく消火栓からの放水消火も体験することができ、大変驚きました。

 

 

私たち白獅子も、防災に関わる企業として、より安全な社会の実現のため、私たちなりの方法で貢献してまいります。

 

 

(株式会社白獅子 広報担当A)