トルコリラ円とスイスフラン/トルコリラを比較|どっち?【FX】
スノーキーこと小手川征也です。
高金利通貨のスワップ投資を考えていると、「トルコリラ/円(TRY/JPY)」と「スイスフラン/トルコリラ(CHF/TRY)」は、結局どちらがいいのか気になる方もいると思います。
どちらもトルコリラを保有する方向の取引ですが、同じ感覚で比べない方がいいです。
私はトルコリラ/円を2021年から「LIGHT FX」で長期実運用し、2026年には「みんなのFX」と合わせて、同時期に元手800万円規模で運用しています。
一方、スイスフラン/トルコリラについては2026年に30万円の資金例を作り、元手100万円を想定した1カ月追跡検証も行いました。こちらは実資金運用ではなく、資金例・追跡検証です。
その両方を見た現在の私なら、高金利通貨のスワップ投資が初めてなら、まずトルコリラ/円から比較します。
スイスフラン/トルコリラの高い売りスワップは魅力ですが、スワップの金額だけでこちらを選ぶ、という判断はしません。
結論|分かりやすさならトルコリラ円、高スワップならフランリラ
| 重視すること | 私なら先に比較する方 |
|---|---|
| 高金利通貨が初めて | トルコリラ/円 |
| 少額から試したい | トルコリラ/円 |
| 円で損益を把握したい | トルコリラ/円 |
| 非常に高い売りスワップを重視 | スイスフラン/トルコリラも候補 |
| 非対円の計算や売りリスクを理解している | スイスフラン/トルコリラも候補 |
これは「トルコリラ/円なら安全」という意味ではありません。
トルコリラ/円にも長期下落やロスカット、スワップポイント低下などのリスクがあります。
私が初心者ならトルコリラ/円を先に見る理由は、リスクがないからではなく、必要資金や損益を比較的理解しやすいからです。
「1万通貨」でスワップだけ比べると勘違いしやすい
この2通貨ペアで、私が特に注意したいのが「同じ1万通貨」という比較です。
2026年9月7日の「LIGHT FX」のスワップポイントと、9月8日に確認した必要証拠金参考値は次のとおりでした。
| 項目 | トルコリラ/円 | スイスフラン/トルコリラ |
|---|---|---|
| スワップを狙う方向 | 買い | 売り |
| 1万通貨のスワップ | +23.1円 | +1,039.1円 |
| 1万通貨の必要証拠金参考値 | 1,267円 | 75,762円 |
スワップポイントだけなら約45倍の差があります。
しかし、必要証拠金参考値にも約60倍の差があります。
なぜなら、トルコリラ/円の1万通貨は1万トルコリラですが、スイスフラン/トルコリラの1万通貨では1万スイスフランを売る取引だからです。
「1,039円対23円だから約45倍お得」とは考えない方がいいです。
取引している金額そのものが大きく違います。
必要資金、スワップ、取引コストまで含めた2通貨ペアの詳しい比較は、スノーキーの公式ブログ以下の記事でまとめています。
トルコリラ円は損益を円で考えやすい
初心者の方にとって大きいと感じるのが、損益計算の分かりやすさです。
トルコリラ/円は対円通貨ペアなので、値動きによる損益を日本円で比較的直感的に把握できます。
一方、スイスフラン/トルコリラは非対円通貨ペアです。
スワップポイントだけでなく、スプレッドなどの取引コストを見る場合にも日本円への換算が必要になります。
私は、スワップポイント投資が初めてなら「1日いくら受け取れるか」だけでなく、「損益を自分で把握しやすいか」もかなり重要だと思っています。
損失が膨らむ方向も違う
この2通貨ペアは、為替差損が大きくなる方向も違います。
| 通貨ペア | 取引方向 | 為替差損が膨らむ方向 |
|---|---|---|
| トルコリラ/円 | 買い | レート下落 |
| スイスフラン/トルコリラ | 売り | レート上昇 |
トルコリラ/円では、トルコリラ安・円高が進むほど含み損が増えていきます。
私自身、長期運用しているので、このトルコリラ安のリスクは実口座でも見てきました。
一方、スイスフラン/トルコリラの売りでは、スイスフラン高やトルコリラ安によってレートが上昇すると含み損が増えます。
さらに、トルコリラ/円の買いでは為替レートの理論上の下限は0円ですが、スイスフラン/トルコリラの売りはレート上昇方向に理論上の上限がありません。
そのため、開始時のレバレッジを1倍未満にしても「理論上ロスカットされなくなる」とは言えません。
私はトルコリラ円を実運用、フランリラは追跡検証
私自身の経験にも大きな違いがあります。
トルコリラ/円は、2021年から「LIGHT FX」で長期実運用しています。
2026年には「LIGHT FX」の元手300万円と「みんなのFX」の元手500万円で、同時期に合計800万円規模を運用しています。
対してスイスフラン/トルコリラは、2026年に30万円の資金例を作成し、元手100万円を想定した1カ月追跡検証を行った段階です。
1カ月追跡ではプラスになりましたが、売りスワップだけではなく為替差益も含まれていました。
だから私は、好結果だったからといって「トルコリラ/円から全部乗り換えよう」とは考えていません。
高いスワップより先に、自分が理解できる取引規模とリスクを見る。
ここは今も変わらない判断です。
初めてなら少額からトルコリラ円を試す選択肢も
少額性でもトルコリラ/円は選択肢を作りやすいです。
例えば「松井証券FX」では、トルコリラ/円を1通貨単位から取引できます。
一方、2026年9月時点では同社はスイスフラン/トルコリラを取り扱っていません。
少額で始められること自体が利益を出しやすいという意味ではありませんが、私は初心者ほど数量を小さく調整できることを重視します。
これからトルコリラ/円スワップ投資を始めたい方は、必要書類、口座開設、少額で始める考え方、FX会社の選び方まで、スノーキーの公式ブログ以下の記事でまとめています。
両方を同じ口座で比較するならLIGHT FX
「LIGHT FX」では、トルコリラ/円とスイスフラン/トルコリラの両方を取引できます。
今回の比較でも、スワップポイントと必要証拠金の条件をそろえるために同社の数値を使いました。
私はトルコリラ/円の長期スワップ投資でも「LIGHT FX」を実際に利用しています。
両通貨ペアを比較したうえで同社を検討する方は、スノーキーの公式ブログ限定タイアップキャンペーンも確認できます。
まとめ|私はまずトルコリラ円から比較する
トルコリラ/円とスイスフラン/トルコリラは、どちらもトルコリラを保有する方向でスワップポイントを狙えます。
ただし、必要資金、取引規模、損益計算、取引コスト、損失方向は大きく違います。
スイスフラン/トルコリラの売りスワップは非常に大きいですが、同じ1万通貨でもトルコリラ/円とは取引している金額そのものが違います。
そのため私は、スワップ額だけを比べて選びません。
高金利通貨が初めて、少額から始めたい、円で損益を把握したいなら、私はまずトルコリラ/円を比較します。
一方、非対円通貨ペアの仕組みや売りポジションのリスクを理解したうえで、非常に高い売りスワップを狙いたい人なら、スイスフラン/トルコリラも比較候補です。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FXには為替変動、スプレッド拡大、スワップポイント変動、ロスカットなどによる損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。