これで長かったこのお話も終わりです。13話だと縁起が悪いので最後はFinaleで締めています。
書いて行く上であんまり好きじゃなかったまほまほをより愛せるようになった、それだけで私は十分なのです。それで私の駄文を楽しみにしていると言ってくれる人が居る、それが世辞でも何であっても、私はとても嬉しいのです。
では、本編へ。
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「おお、すばるんじゃないか。おっつかれ~」
それはある日ある場所のバスケットスタジアム。長谷川昴が一試合終わって昼食を食べに出ていこうとしたときだった。
「ほら、誰がすばるんだ」
「え~、すばるんはすばるんだろ、す・ば・る・んっ!」
「あ~もうはいはい分かった……わざわざ来てくれたのか?」
「うんっ、うまいとんこつラーメンのついでになっ!!」
「まったく……どこの食いキャラだよ」
「まったくだ……」
今ではその卓越した眼力で『陽出づる地の知帥』『神の頭脳』の名をほしいままにし、日本代表を何度も世界一位に輝かせている名コーチ長谷川昴。
百年に一人の逸材ともてはやされている彼だが、別にそんなこと、今に始まったことじゃない。
「真奈(マナ)、もう少しおとーさまをいたわってやれ」
「分かったよ……お疲れさま、パパ」
「……俺に何をしてほしいんだ?」
「とゆーわけでだ。パパ、私の言うことを聞きなさいっ!」
「やかましい」
「んがふっ!!!」
私はすばるんの代行でげんこつを食らわせ、かつての私そっくりに育ってしまった愛娘に制裁を加える。
「何か、まなと一緒にいるとスゴく若返った気分になるな」
「だろだろ、だから私の言うことをんあべしっ!」
「ま、客席でマナと見てるからさ……見せてよ、未だ現役の愛娘に、すばるんが求めたバスケってやつを」
私のバスケ熱は夫と娘にほだされて、まだまだ休まりそうにない。
~Fin~
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今回この物語を書くにあたり、色々描きたかったものがあります。
それは『大人になる事を求めていたかつての子供が今大人になって何を思うのか』『自分にとって一番大切な物は何か、大切な人は何か』、この二つは絶対に描きたい命題でした。
今私は中学生のころから続けて来た吹奏楽を続けています。毎日が格闘の日々です、後輩たち一人一人が可愛くてしょうがない(男もね)一方で、適当にやっててはすぐ下に抜かれてしまうわけで、それで無くとも偉大な先輩を何人も失いバンドの質が著しく低下した状況で頑張らないで良い訳も無く、恥もプライドも捨てて皆で一致団結して頑張っております。
もし、大学入学と共に吹奏楽をやめていたら。私も真帆と同じように腐っていたかもしれんわけです。学生生活の大半を捧げた私がある日ふとそれを投げ出して、その空虚な間をどうやって埋めたら良いのでしょう。真帆をがっつり部活に打ち込んでいる女の子では無くゆる~いサークルに入ってゆる~く活動している設定にしたのは、私が選ばなかった道を選んだ彼女を見たかったからです。そして且つ、そんな道を選んだとしても幸せになれるんだと言う事を描きたかったのです。
大切な物、大切な人。真帆にとってそれはバスケであり、すばるんでした。しかし真帆は過去の失敗と大切な人の消失、高校で親友が離ればなれになりしかもバスケに真剣に打ち込めなくなってしまう、それはとても哀しい事でした。それでも彼女は過去と向き合い、大切な物ともう一度向き合い、大切な人と正面から向き合ったのでした。
真帆の勇気が無かったら、すばるんは恐らくもっかんとくっついていたでしょう。ただこの世界ではすばるんは真帆を選んだ、それは真帆の最大限の努力のたまものなのです。
この話を通じて、馬鹿で無茶苦茶で、でも友達想いで繊細で。ちょっと空回りもするけど何にでも一生懸命な彼女を少しでも好きになって頂けたら幸いです。
最終話がこんな遅くになってしまいましたが、結果としてパパ聞きネタが使えたので結果オーライwww
では、ありがとうございました。
書いて行く上であんまり好きじゃなかったまほまほをより愛せるようになった、それだけで私は十分なのです。それで私の駄文を楽しみにしていると言ってくれる人が居る、それが世辞でも何であっても、私はとても嬉しいのです。
では、本編へ。
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「おお、すばるんじゃないか。おっつかれ~」
それはある日ある場所のバスケットスタジアム。長谷川昴が一試合終わって昼食を食べに出ていこうとしたときだった。
「ほら、誰がすばるんだ」
「え~、すばるんはすばるんだろ、す・ば・る・んっ!」
「あ~もうはいはい分かった……わざわざ来てくれたのか?」
「うんっ、うまいとんこつラーメンのついでになっ!!」
「まったく……どこの食いキャラだよ」
「まったくだ……」
今ではその卓越した眼力で『陽出づる地の知帥』『神の頭脳』の名をほしいままにし、日本代表を何度も世界一位に輝かせている名コーチ長谷川昴。
百年に一人の逸材ともてはやされている彼だが、別にそんなこと、今に始まったことじゃない。
「真奈(マナ)、もう少しおとーさまをいたわってやれ」
「分かったよ……お疲れさま、パパ」
「……俺に何をしてほしいんだ?」
「とゆーわけでだ。パパ、私の言うことを聞きなさいっ!」
「やかましい」
「んがふっ!!!」
私はすばるんの代行でげんこつを食らわせ、かつての私そっくりに育ってしまった愛娘に制裁を加える。
「何か、まなと一緒にいるとスゴく若返った気分になるな」
「だろだろ、だから私の言うことをんあべしっ!」
「ま、客席でマナと見てるからさ……見せてよ、未だ現役の愛娘に、すばるんが求めたバスケってやつを」
私のバスケ熱は夫と娘にほだされて、まだまだ休まりそうにない。
~Fin~
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今回この物語を書くにあたり、色々描きたかったものがあります。
それは『大人になる事を求めていたかつての子供が今大人になって何を思うのか』『自分にとって一番大切な物は何か、大切な人は何か』、この二つは絶対に描きたい命題でした。
今私は中学生のころから続けて来た吹奏楽を続けています。毎日が格闘の日々です、後輩たち一人一人が可愛くてしょうがない(男もね)一方で、適当にやっててはすぐ下に抜かれてしまうわけで、それで無くとも偉大な先輩を何人も失いバンドの質が著しく低下した状況で頑張らないで良い訳も無く、恥もプライドも捨てて皆で一致団結して頑張っております。
もし、大学入学と共に吹奏楽をやめていたら。私も真帆と同じように腐っていたかもしれんわけです。学生生活の大半を捧げた私がある日ふとそれを投げ出して、その空虚な間をどうやって埋めたら良いのでしょう。真帆をがっつり部活に打ち込んでいる女の子では無くゆる~いサークルに入ってゆる~く活動している設定にしたのは、私が選ばなかった道を選んだ彼女を見たかったからです。そして且つ、そんな道を選んだとしても幸せになれるんだと言う事を描きたかったのです。
大切な物、大切な人。真帆にとってそれはバスケであり、すばるんでした。しかし真帆は過去の失敗と大切な人の消失、高校で親友が離ればなれになりしかもバスケに真剣に打ち込めなくなってしまう、それはとても哀しい事でした。それでも彼女は過去と向き合い、大切な物ともう一度向き合い、大切な人と正面から向き合ったのでした。
真帆の勇気が無かったら、すばるんは恐らくもっかんとくっついていたでしょう。ただこの世界ではすばるんは真帆を選んだ、それは真帆の最大限の努力のたまものなのです。
この話を通じて、馬鹿で無茶苦茶で、でも友達想いで繊細で。ちょっと空回りもするけど何にでも一生懸命な彼女を少しでも好きになって頂けたら幸いです。
最終話がこんな遅くになってしまいましたが、結果としてパパ聞きネタが使えたので結果オーライwww
では、ありがとうございました。

