昨日、長女夫婦に招待されて、回らないお寿司🍣を
食べに行きました。
回らないと言っても、昔、河原町の味ビルで
ぶっちぎり寿司🍣っていう回らない寿司は
食べた事あるけど。
一貫一貫カウンターに置かれた笹の上に
握りたてを出してくれるお店には
行った事無かったので。
思わず、写真を撮りたくなりましたが、
こう言うお店では、大将から出された
寿司を🍣すぐに頂くのが礼儀かなぁと
思って、撮れませんでした。
でも、どのネタも鮮度抜群で、港町でも無い
のに、大将のひと手間が、効いてるんだと
実感しました。主人なんか美味しすぎて
涙腺崩壊してました。
そこでわかった事は、ああ、こんなお店は
本当に口伝えで、お客様が来ていて
京都人は、本当に美味しいお店は
知り合い以外には教えないんだね。やっぱり。
という事です。
そこには、お客様に対する気配りと
口に入る温度まで気を遣っている大将の
職人としての細やかな心づくしは、大人数を
捌けるような仕事では無いんだな。
店構えもそうですが、長年地元に根差して
来たと言う大将の人柄の良さとか、
決して一見様お断りではなくて、
柔らかく、朗らかだけど威厳があるんだなぁ。
主人が元気だったら、歳いったら、こんなお店に
したかったと思う様な、感じでした。
那智勝浦まで行って、本物のマグロを出されず
食べられずに終わっていたので、最高のお味の
マグロでしたし、鰻は良い仕事がしてありました。
回らないお寿司🍣行った事無かったけど、
それでも、桁違いの味だと言う事はわかりました。
娘は、そんなに泣いて喜んでくれるなら
また他にも食べに行こうねとパパに
言ってましたが、今回の入院が相当応えたのかも
しれません。元気なうちにしか美味しい物
は食べられないし、親孝行もできないと
思ったのかもしれません。
お店の名前は言えませんが。
京都で本当に美味しい和菓子が日持ちがしない
のと同じで、京都の外には出せない。
京都人は本当に美味しいお店は
宣伝しないし、知り合いにしか教えないのだと
言うのがわかったお店でした。