熊野本宮大社に来て、やりたかった事は
御祈祷を受ける事。自分自身にパワーが
あるとか無いとかに関係無く、神職の
方にとりついで頂いて、直接御神気を
感じたいからです。
それから、熊野本宮大社では、神様への
お供えについて、勝手に本殿前などに置いて
拝む、そして持って帰る、又は日本酒など
撒いて帰る等の行為を禁止されています。
社務所に預ければ、お下がりの品として
別の物が頂けます。私達の場合は小さな
お酒の代わりに梅昆布茶三福頂きました。
確かに、お賽銭程度で神様のパワーを
無料でお酒に入れてもらって帰りの乗り物で
飲みながらなんて、ちょっと浅ましい気が
します。
ちなみに御祈祷は5000円から。
祈祷殿は、御祈祷の人だけが上がる事を
許されています。
御祈祷を済ませ、神主さんのお話を聞いて
熊野本宮大社の神様の優しくどんな人にも
門戸を開いている懐の深さを感じました。
その時間で御祈祷をしていたのは私達だけ
だったので、しっかり御祈祷して頂き
珍しい太鼓の音色の響く御祈祷で、
神仏習合の名残を感じました。
こちらでも牛王神符と御朱印も購入。
さてここに来て初めて八咫烏おみくじを発見。
あら〜ネットで見ていた黒いやつでは
ありません。金の八咫烏とな。
お隣は、期間限定の金のおみくじと八咫烏
の焼印の押された木片入り。
主人は大吉でした。
黒い子は見かけないから、まぁこの子で良いか。
このおみくじは、普通のおみくじと違って
私自身を漢字一文字で表して、神様が
アドバイスを下さる内容のものでした。
御祈祷をしてもらってお札も頂いて
更に本殿などを決められた順番にお参り
しました。
八咫烏の説明が書かれています。
熊野三山に回れなくても、熊野本宮大社のみ
でも完結すると言われている所。
京都の熊野神社だけでは、満たされない
圧倒的な御神気がこちらにはありました。
この神様の力を感じる為に後白河上皇は
生涯で三十六回も熊野詣でに参ったのだろう。
後で京都の三熊野神社⛩を回りましたが、
やはり窓口なのかなぁ、本元は違うなぁと
振り返ってみると感じます。
神主さんのお話に私達が普段よく
行っている熊野神社さんはどうやら
本宮からの勧請では無さそうな事がわかり
牛王神符を集めて見ると、なぜ、前日
熊野速玉大社で神様に歓迎されたのかが
わかったのでした。
神主さんのお話で、素戔嗚尊は母親の
伊邪那美命の優しい心のみ近くに
置いて、荒御魂は、大斎原に祀らせたと聞き
さっきスルーして来た産田社(うぶたしゃ)に
お参りして帰らないとなと熊野本宮大社を
後にしました。
ちなみにこちらでは熊野杉で作られた数珠
ブレスレットお守りを購入した。
人気のサッカーお守りは買ってません。