
今年は少し早く咲き始めてしまったので、藤花祭が4月29日の午後6時から行われますが
花は残りが少ないかもしれませんが。

とても優雅な藤の花

近くで見ると迫力があります。

御神前には京都御所より拝領した若藤をはじめ藤原氏旧公家御寄進のみごとな藤花などが披露されています。


藤棚の藤の花

先ほどの藤を横から。
藤花祭は「供進使」と「斎女」と呼ばれる未婚の女性が公家衣装に身を正し、童女などを従えて参り
御神前には藤の花を始め山海の幸や五色の絹巻物などが供えられ
神楽女による神楽が奉納されます。

藤花祭では、日が暮れかかる頃、御神前のかがり火が揺らめく中で荘厳な雅楽の調べとともに
執り行われる祭りのさまは、まさにいにしえの藤花ノ宴がしのばれる典雅な祭典だそうです。

藤花祭当日だけ授与される「藤かずら守り」は延命長寿、災難除けのお守りとされ
境内の藤の若葉で謹製されます。
ゴールデンウィークに京都にいらっしゃる方は、ぜひ西院に足をのばされては。
個人的には、春日さんにお参りに行くとその日お客様が満員御礼になるので、
商売繁盛の御神徳がすごいと思っています。