黒髪ブームで女性の「ヘアカラー離れ」が加速 美容室に打撃
NEWS ポストセブン 3月10日(日)7時5分配信
“新いい女は「黒髪」主義”(『GINGER』4月号)、“だれがなんと言おうと、「日本女性は、髪ですから”(『Domani』4月号)――年齢層を問わず、最近の女性誌では“黒髪”企画が定番化しつつある。知花くららや竹内結子、石原さとみら、女性誌の表紙をたびたび飾る人気モデルや女優にも、美しい黒髪の持ち主が多い。
そしていま、黒髪と言えば、この人だろう。大ブレイクを果たしたグラビアタレントの壇蜜。“黒髪の白拍子”というブログ名の通り、長い黒髪は、彼女のトレードマークとなっている。その他、若いアイドルたちの黒髪も目立つ。元AKB48の前田敦子も、染めていた時期もあるが、黒髪のイメージが強いし、Perfumeの3人はデビュー以来、黒髪を貫いてきた。日本テレビの元アナウンサー・夏目三久の黒髪の超ベリーショートは男女問わず人気が高く、彼女の再ブレイクに一役買ったとの見方もある。
とはいえ、女性の黒髪ブームは、急に到来したものではない。2000年代後半からアジエンス(花王)やTUBAKI(資生堂)、いち髪(クラシエ)など、東洋の美を前面に打ち出したシャンプーが続々と登場。「黒髪ブームは、その頃から続く、長くゆるやかなブーム」(業界関係者)という。
こうした状況に嘆息するのは、東京・青山に美容室を構える美容師(40代男性)だ。
「ヘアカラーをするお客さんは、確実に減っています。長期的な傾向ではあるのですが、震災後、さらに減ったように感じますね。実は、美容室の売り上げにおけるヘアカラーの比率って、一番大きいんです。カットやパーマよりも大きい。だから痛いですね。個人的には黒髪の女性が好きなので、悩ましいところですが」
ここ10年の美容室市場は、2006年の1兆7500億をピークに、減少が続いている(富士経済調べ)。長引く不況や格安店の登場による競争激化、少子化など、低迷理由は複数あるが、販売構成比率が最も高いヘアカラーの低調は大きな要因と富士経済も分析している。そのため最近は、男性客の獲得や、メイクを中心とする化粧品販売やネイルなど、女性の髪以外を対象としたサービスに注力する美容室が増えている。
なぜ、女性も男性も、黒髪志向になってきているのか。美容ジャーナリストの木更容子氏は、背景に、髪への意識の高まりがあるという。
「黒髪ブームとはいえ、実際に黒髪の人は、それほど多くはないと思います。特に若い女性は、カラーをしている人が多いですし、黒髪は、皆が似合うわけではありませんよね。ただ、ここ数年、地肌ケアに注目が集まったり、薄毛を気にする女性が増えるなど、髪への意識は高まっています。そのため、ナチュラルで、豊かで、痛んでいない髪への“憧れ”が強くなってきているんですね。バージンヘアは究極の理想形なのだと思います」
憧れが作り上げているブーム、という側面はあるようだ。だが「大きな理由ではありませんが」と前置きした上で、もう一点、木更氏は現実的な背景を指摘する。
「長引く不況で若い女性の可処分所得も減り、美容室でカラーをしていた人が、黒髪に戻す、あるいは自宅染めに切り替えるなど、節約志向が高まっています。最近は、カラーのみを行う専用のサロンもあるんです。市販のヘアカラー液の持ち込みが可能なところまである。こうした新しい業態の登場も、美容室のお客さんを奪うことにつながっているのかもしれません」
理想と現実があいまっての黒髪ブーム、でもあるのだ.
そしていま、黒髪と言えば、この人だろう。大ブレイクを果たしたグラビアタレントの壇蜜。“黒髪の白拍子”というブログ名の通り、長い黒髪は、彼女のトレードマークとなっている。その他、若いアイドルたちの黒髪も目立つ。元AKB48の前田敦子も、染めていた時期もあるが、黒髪のイメージが強いし、Perfumeの3人はデビュー以来、黒髪を貫いてきた。日本テレビの元アナウンサー・夏目三久の黒髪の超ベリーショートは男女問わず人気が高く、彼女の再ブレイクに一役買ったとの見方もある。
とはいえ、女性の黒髪ブームは、急に到来したものではない。2000年代後半からアジエンス(花王)やTUBAKI(資生堂)、いち髪(クラシエ)など、東洋の美を前面に打ち出したシャンプーが続々と登場。「黒髪ブームは、その頃から続く、長くゆるやかなブーム」(業界関係者)という。
こうした状況に嘆息するのは、東京・青山に美容室を構える美容師(40代男性)だ。
「ヘアカラーをするお客さんは、確実に減っています。長期的な傾向ではあるのですが、震災後、さらに減ったように感じますね。実は、美容室の売り上げにおけるヘアカラーの比率って、一番大きいんです。カットやパーマよりも大きい。だから痛いですね。個人的には黒髪の女性が好きなので、悩ましいところですが」
ここ10年の美容室市場は、2006年の1兆7500億をピークに、減少が続いている(富士経済調べ)。長引く不況や格安店の登場による競争激化、少子化など、低迷理由は複数あるが、販売構成比率が最も高いヘアカラーの低調は大きな要因と富士経済も分析している。そのため最近は、男性客の獲得や、メイクを中心とする化粧品販売やネイルなど、女性の髪以外を対象としたサービスに注力する美容室が増えている。
なぜ、女性も男性も、黒髪志向になってきているのか。美容ジャーナリストの木更容子氏は、背景に、髪への意識の高まりがあるという。
「黒髪ブームとはいえ、実際に黒髪の人は、それほど多くはないと思います。特に若い女性は、カラーをしている人が多いですし、黒髪は、皆が似合うわけではありませんよね。ただ、ここ数年、地肌ケアに注目が集まったり、薄毛を気にする女性が増えるなど、髪への意識は高まっています。そのため、ナチュラルで、豊かで、痛んでいない髪への“憧れ”が強くなってきているんですね。バージンヘアは究極の理想形なのだと思います」
憧れが作り上げているブーム、という側面はあるようだ。だが「大きな理由ではありませんが」と前置きした上で、もう一点、木更氏は現実的な背景を指摘する。
「長引く不況で若い女性の可処分所得も減り、美容室でカラーをしていた人が、黒髪に戻す、あるいは自宅染めに切り替えるなど、節約志向が高まっています。最近は、カラーのみを行う専用のサロンもあるんです。市販のヘアカラー液の持ち込みが可能なところまである。こうした新しい業態の登場も、美容室のお客さんを奪うことにつながっているのかもしれません」
理想と現実があいまっての黒髪ブーム、でもあるのだ.
この間、学校の行事に行った時、後ろに座ったママから髪を触られた。
「綺麗~!思わず触っちゃった。ごめんなさい。」って。
3年前、金持ちオバサンに
「あなたの黒髪は、暗くて、お化けみたいなのよ。ダサいっていうか
カラーしたり、ウエーブするお金がないからだろうけど、ほんと暗いわ。
服も黒ばっかりでまるでカラスじゃない。
安物のしまむらばっかり着ていて、ほんと安い女って感じ」
ハイ
ここまで言われて、白髪のロング(関西で言うと小学校に出るというお化け4時婆よ~)

のランチ喰い過ぎの100貫デブのあなたに言われたくないわ~と思って
髪をデジタルパーマで巻き髪にして、持っている毛皮のジャケットをワンピースにきていったら
金持ちオバサンはなんにも言えなくなっていましたが。
あれから2年やっぱり黒髪ストレートロングに戻し、
黒づくめの服装・・・。やっぱりこれが一番落ち着くんです。
もともと貧乏なのは仕方がないし、これが一番手入れにお金がかからない。
ウエーブやカラーは、伸びると定期的にメンテナンスが必要だし
ショートカットはすぐに形が崩れるから最低でも2カ月に一回はカットしないと
ぼさぼさになるし。でも主婦だしね。
綺麗にするのは主人だけで十分だと思って、
ほんとにこの2年伸ばしに伸ばした髪です。
漆黒の黒髪。まるでカラスの羽の様。
そんな風にも言われます。
アクセサリーも、ほとんどシルバー・ゴールド・ブラックのチェーンに
ダイヤモンドのプチペンダント以外はピアスも開けていないので、
ほとんどつけないので、地味だと思いますけどね。
それが私らしいと最近は思います。
アバターの様にウエーブをかけたいなとは思ってるんですが、
しばらくしてパーマが落ちてきたら、巻き髪にしたらいいかなと
思っているので。
カラーは、やっちゃうと完全に外人と間違えられそうなので
黒髪でアピールしています。
貞子まで長くする予定はありませんが、サキくらいまでならいいかもなと
思ってます。
でも、光の加減では栗色にも見えるのでそんなにイメージ暗くは無いと思いますけどね。
黒髪ストレートは痩せて見えるというのが私的には一番のメリットかも。