今、自分がここにいることが命の輪を繋いでいる証だから。 | 子育てというボランティア

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四年前に父が脳出血で突然亡くなり、母は去年胃癌で亡くなりました。

父は子供の頃関東大震災と東京大空襲を経験し、6人兄弟の兄姉と弟3人を亡くし、
島根県に疎開して、勉強し、岩手の大学で獣医師になり、
盛岡で酪農の牛の専門獣医をやっていました。
 
弟の進学の学費を稼いでその後、島根に戻り、
中酪牛乳の牛の獣医をしていましたが、
京都人の母とお見合い結婚して、
島根で小動物の獣医を開業したんですよね。
 
それから長女の私を筆頭に四人の子どもを育て上げ、
医学部に弟二人を、高校教師に妹をして、
やっと弟達が一人前の医者になり
これから楽になるという時に逝ってしまった。
 
覚悟できた死なのか、納得できた死だったのか
母は闘病を4年間していたし、私も納得できた形だったかもしれないけど
親族が亡くなることは、理由がどうであれ、
きっといつまでも、納得とかできずに
もっと親孝行すればよかったとか、
いろんな時に思い出す。
 
それでも、ちょっとした時に、今もしかしたら、
父が私に力を貸してくれたんじゃないかな?と
ふと思い出すことがある。
浦安でお家が買えなくて、本当に辛くて悲しくて、
悔しかった時に岩手出身のkさんという営業マンに出逢った
これはきっと父が、助け船に連れてきてくれた人だって思った。
 
本当にお家が買えたし、本当に、KさんやO先輩に
リフォームしてもらって、幸せに暮らせている。
 
今回の地震でkさんの親族やO先輩の奥様の親族の方が
大船渡で被災されたようです。安否もまだわからないとの事で。
KさんやO先輩の奥様の心痛は計り知れません。
 
私に応援できる事は何も無いかもしれないけれど
でも、今、自分がいて、父や母の想い出を覚えていて、
ここに生きている事全てが、父や母が生きていた証だと私は思っているから。
もしものことがあっても、人生を悲観しないで
自分を責めないで欲しいなと思う。
 
私は自分に子どもが出来たからそう思うのかもしれないけど
きっと私がこの先に突然何かで亡くなることがあっても、
娘たちを一人前にしたのなら、
もしくは娘を自分以上に愛してくれる人のそばに嫁がせられたら
きっと何があっても悔いは無いと思うから。
心を強く持って頑張ってください。
それだけしかいえないけど。力になれることがあったら、言って下さいね。