今、日本の「近代」が溶け始めています。 倒産、リストラ、学級崩壊、そして家族さえも・・・。海図なき大波乱の時代に、寄る辺を失った人々はどこへ行くのでしょう。 ザ・ノンフィクションは「日本の行方」を家族などのミクロの視点で見つめ、これからの時代に「本当に大切なこと」は何か、を考える材料として「事実」と「人間ドラマ」をお届けします。
↑フジテレビの番組です。
千葉県民の日もあって、子ども達と3連休を過ごす我が家。
たまたまつけたらこの番組がやっていた。
そういえば、北海道編もチラッと見たような気がするな~。
うちも子どもが多いし、引越しも多いし、
漂流家族なのかはわからないけど
まあ、似たようなものかもしれないけど。
一番違うところは、小さくても古くても
一生住まない家をローンでは買わなかったってことかな?
だから、引っ越して違う土地に行っても
賃貸に出せるし、引っ越した先の家賃も
貸した家賃内、もしくは、働いていて無理のない額の中に収めている事でしょうか。
生活習慣は仕方がないことかもしれないけれど
外食には行きますが、カラオケはもっぱらお家のイーカラで
酒もタバコもやりません。
飲食やっている人ならわかるけど
酒やタバコは、職人の味覚と嗅覚を狂わせますから。
衛生面も考えて結婚指輪すらつけなかった二人でしたから。
もう少し、現実的に出て行くお金を考えて行動するべきですよね。
そうはいっても、我が家も子ども達の学習塾代が
家計を圧迫するようになって来ましたから。
今年は、貸していた家をうっちゃったので
手元に残ったお金を目減りさせないように
節約して、新しい家を買わなくっちゃな~。
だから、今年は家族全員ディズニーの年パサーは無理かもな~。
ってか、こっちに引っ越してからじゅうぶん通ったので
年パスはもういいか~と思いはじめてきました。
老後にゆっくり夫婦でディズニー散歩が夢だったはずなのに
老人になる前に魅力がなくなっちゃったら、
この土地にいる意味がなくなっちゃうんですけど。
子ども達の学費の事も、公立で行くつもりでいても、
今時4人を大学まで出すってのは、
安いお金じゃないので
末っ子が小学校に上がったら
パートにでも出なくちゃな~って思ってるんですけど。
私は子どもを置いて家を出ようとした事はないですが。
一人にしてくれ~って思ったことは何度もありますよ。
ただ、親である以上その場所から逃げ出すくらいなら
旦那と離婚して、小さなアパートを一部屋借りて
自分は水商売してでも子どもを育てようと思いますよ。
ただ、水商売する前に昼間のお仕事さがしますが。
お金は人を変えてしまうといいますが、
お金の無い事で、心まで貧しくなっちゃいけないと思うんですよね。
どんな時にも最悪の事態を考えて、それでも大丈夫と思ったとき以外
行動に移しちゃいけないんじゃないかな。
人生は賭け事のようではあるけれど、
勝てる自信もないのに戦っちゃいけないでしょう。
そういう場合、自分の意思でしっかり退く事も必要。
このドキュメンタリーの家庭で一番問題なのは、大黒柱のお父さんの心の弱さでしょう。
払えないのにプライドばっかりで家売らないってのはダメでしょう。
子どもの人数多いのはしかたがないけど
自由を優先するのではなくて
お金を貯める為に、もしくは返済のために
現状をつつましく生きるという事が大事だと思います。
でも、この家族、保証人の人にお家を買い取ってもらってよかったですね。
これからが一から出直しでしょうが。
こんなお父さんの下ならば、自力でどこか嫁ぎ先を探した方がましかもね。
そろそろ、自分ひとりで生きていく道や
誰かとともに歩く道を見つけて、あの家から出て行くことを考える方が
自分の幸せのためでしょう。
たいていの事はお金が解決してくれるだろうけど
お金がどれだけあっても埋められない心の隙間もあります。
不況の時は、自分達がどう生きて行きたいかの指針を考え直すチャンスでもあるので
しっかり地に足をつけてテレビの中の娘さん達にはがんばってもらいたいなと思います。