妹から電話があり
今回の検査で母の薬が耐性できて
効かなくなってきていて
新薬に切り替えても、効果が無ければ、
余命2ヶ月と診断されたと聞きました。
効果があれば、半年から1年寿命が延びますが。
覚悟はしてきましたが
生きている以上誰にでも死はやってくるので
早いから悲しいとか
長いから幸せとかではなく
短くても、どれだけ現世に満足ができたか
どれだけの経験が出来て納得できたのかが重要で。
だからこそ、今日しか出来ない事を
明日にはのばさないという事を
父が亡くなってから、思ってきたので
もうダメだからとか、早く死んだ方がましだという母に
最後まで、話し相手になって、あげたいと思うので
しばらくブログはさらにスロー更新になります。
母を支えきれないくらい病んだら、
愚痴こぼすかも知れませんが。
母とは話してるんですよね。
病気で亡くなるなら、命の期限が決められているだけ
心構えが出来るから幸せだよって。
通り魔や交通事故で亡くなった人なんて
好きな人や愛する家族に別れの言葉すら
残す時間が無いのだからって。
逆に、生き続けることのほうが
この世での修業はつらくて
今あるすべてのものを放り投げて天に召される事の方が
どんなにかラクかと・・・。
でも、神様は、生きる命題を終えるまで
絶対死なせてはくれないし。
どんなに格好悪くても、命題に立ち向かわなければ、
何度でも同じ試練を与えて、クリアーさせるのだと。
だから、もしも私自身が余命数ヶ月だと知らされたら
自分がこの世の子供達や主人に何が残せるかと
考えながら、生きて、最後の時を迎えたいと思うから。
今いる体は数ヶ月か数年で、なくなっても、
想い出や、気持ちは、子どもや孫が亡くなるまで
心の中に持ち続けるものだから。
どういう人でありたいか、考えながら、
楽しく、生きていたほうがいいよと。
くよくよと泣いて悲観して過ごすよりは、
笑って、楽しい想い出をつくりながら
日々を過ごして行こうと電話で話しました。
今週は、母に逢ってこようと思います。
家を出た時に、親の死に目には逢えないかもと
覚悟していただけに、こんなふうに
親子の会話が出来る事は、
幸せかもしれません。
生きているものには必ず死が訪れるのだから
毎日をかけがえのない、悔いなく生きられたのか、
しっかり見つめながら生きて行きたいです。
いい訳やごまかしで逃げないで
まっすぐにね。
長いようで、人生は短いから。