二世帯住宅って、敬遠されるご時世なのかな。 | 子育てというボランティア

子育てというボランティア

すべての出逢いに感謝とそしてハピネスを!!

先日テレビを見ていたら、高度成長期にマンモス団地や
東京のベットタウンとして栄えた街が
30年で廃れて、すっかり老人だらけの街になったと
放映していた。

そのテレビの中で、娘夫婦と離れて暮らす、父が映っていて
父は、ヘルパーさんに週一とかで来てもらっていて
病院も、定期的に先生に往診に来てもらう様、娘が手配していた。

取材スタッフの「お父さんと同居はされないんですか?」
との問いに「私達夫婦の間ががおかしくなるといけないからありません。それは」
って答えていて、なんだか、切なかったですね。

確かに、ご主人にも、親御さんがいるだろうから
それを差し置いて引き取るなんて無理だろうとは思うけど。
認知症かアルツハイマーかはわからないけど
娘の名前さえわからなくなってきている70代後半の父親を
電車で二時間も離れた所に置いておくのは、
私なら忍びないな。

確かに介護保険を使っても、介護ってすごくお金がかかる。
老人介護施設も安く利用できる所は、
3ヶ月ごとに次の行き先を探す必要があったり、
なかなか空きがない。
うちも、祖母がボケてしまって、介護にかけた10年程は、
父も母も本当に大変で、父は母が倒れて一人で介護と仕事をこなして
脳出血で亡くなってしまった。
母も、余命3年と言われている。

私の母は、今大阪の弟の家にいるけれど。
長女だった私は、弟達がいて、やはりほっとしている。
でも、わが子の事をおもうと跡取りがいないので
きっと娘の世話になるか、老人ホームに入るのか?
って思うとね・・・なんだか不安になる。

将来の事を考えると、駅近くて医療施設が集中していて
自分の足で歩けるうちは、日々の食事や身の回りの事を
自分で出来る距離に商業施設がある場所で
追い出されることのない自分のマンションとかに住んで
自立して生活をしたいと思う。
子ども達が、たまに様子を見に来てくれるという感じが
やっぱり理想だろうと思ってる。

今、新浦安の駅前マンションだけが需要が多く
価格が高騰して人気なのもわかるわ。
新浦安でも海側の高級マンションも
住民のコミュニティ施設が充実していて
そこに住むママのご好意で
幼稚園のクリスマス会とかにも使わせてもらったり
カラオケパーティとか開いたりしているのも聞く。

老後でも、老人ホームは、やはりどんなに設備が充実していても、
心のどこかで、なんか、姥捨て山に入れられた気持ちが
なきしにしもあらずだと思う。

同じマンションの同じ階とか違う階で、別々に二世帯で住みたいという
親子も増えてきているようです。
私が以前、買いたいなって思った家の主も、
買い替えて、息子夫婦とマンションで二部屋買って住みたいから
今あるお家は、値下げできない・・・みたいな話だったな。

でも、私は例えば宝くじでも当たって、1億円手に入るとしたら
大きなお家を買って、二世帯住居にして、ゲストルームとかも作って
主人の姉とかが、遊びに来れる様にして、
主人の父や母と楽しく暮らしたいと思う。
お金もかかるだろうから、わたしはたまにパートに出て
子ども達は、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に過ごす時間で
しっかり私には出来ない躾をしてもらって、賢い子に育てて。

私は、子どもを見てもらったことに感謝しつつ、
主人の父母の最期を看取れるような、そんな形が理想ですが。
まず、宝くじが当たったらという前提だし。我家には跡取り息子もいないし。
しかも、うちの主人、次男なんで長男夫婦がいますから~。


結局、それが出来ない人たちは、つかず離れずの形で
同じマンションで二世帯ってのに流れていくんだろうな。
しかも、親が亡くなった時、世帯が別の方が
その後の資産として活用しやすいもんね。
場所さえ良ければ、即賃貸に出せるし。
売るときも近くなら、ご案内も気軽に出来るし。
相続ってなったときも、同居だと、他の兄弟から風当たりきついけど
別なら売っちゃって分配する事も出来るもんな。

もともと、浦安は転勤族多いし親となんて、現時点で何年はなれて住んでるかわからない。
それが、足腰弱ったとか、片親がなくなったとかで、急にやってきても
今の家庭を壊されたくないと妻は思うのだろう。
まして自分の親とかならだんなの給料から養うなんて忍びないだろう。

まあ、そんなこんなで、駅から遠く、買い物も病院も遠い
老後住みにくそうな地域の新築ラッシュは続いているけど
私の住みたい地域は物件が少ない。
なかなか、持ち家取得までは時間がかかりそうです。