『生んでくれて、ありがとう』 | 子育てというボランティア

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【生んでくれて、ありがとう】

(絵・文 葉 祥明

『はとぽっぽ』に置いてあった絵本です。

読んでいるうちに溢れる涙を抑えられなくなりました。

パパにも読んでほしくて借りてきました。

ハンディキャップを抱えたお子さんをお持ちの方だけでなく、すべての方に読んでいただきたい絵本です。


著作権上の問題もありますので、一部抜粋してご紹介したいと思います。



だいすきなママへ・・・。

これからボクは、ママのこころにとてもたいせつなことをかたりかけるよ。
ボクをうんでくれたママに、ボクのこと、もっとしってほしいから・・・。

ママ、ボクがうまれたとき、ボクのカラダのことをしっておどろいたでしょう?
ごめんね。ボクがみんなとすこしちがっていたんで、しんぱいしたんだね。

ボクは、しっていた。
ママのおなかのなかで、このカラダができるまえから・・・。
ボクが、どんなふうにうまれるかを。
それだけじゃなく、これからさき、ボクがどんなせいかつをし、どんなじんせいをおくることになるのかもぜんぶわかっていたんだよ。

すべてをわかったうえで、ボクはママをママにえらんだ。
なぜって、こんどのじんせいでボクがチャレンジしようとしていることにもっともふさわしいカラダのボクをうけいれるおおきな、おおきなあいが、ママにはあったからだよ。

そう、これはボクにとって、たいせつなチャレンジなんだ!
このせかいで、ハンディキャップをもっていきることが、どんなものであるかをけいけんするための・・・。
このカラダで、ボクはじぶんがどこまでがんばれるのかをためすつもりさ。

たしかにボクはいろんなこと、ほかのこたちとおなじようにはできないかもしれない。
でも、よおくみて!
ボクはまいにち、すこしずつ、すこしずつせいちょうしているよ!ママはわかるでしょ。
あたりまえのことでも、ボクがこのカラダではじめてやれたときのよろこびは、なにものにもかえがたいものだよね!

ボクがせいいっぱい、いきることで、みんなにつたえられることがいっぱいあるとおもうんだ。
いきること、あいすること、いのちのすばらしさ、ふしぎさ・・・。
それを、ママやパパやきょうだいたち、まわりのひとたちにかんじてもらえたらボクはとてもうれしい!

それから、みんなのたすけがひつような、ボクのようなにんげんが、このせかいにはたくさんいるんだということを、おおくのひとにしってもらうことも、こんどのボクのじんせいの、たいせつなもくてきのひとつなんだ。

ママ、ボクをみて!
これがボク、ありのままのボク。
だけど、ママ、これからさきのことをかんがえておそれないで!あきらめないで!
なにがあってもだいじょうぶ。
このよにおこることには、すべていみがあり、むいみなことなんか、なにもないんだ。
おおきな、おおきな、みえないちからをしんじて、あんしんして、このことをうけいれればいいんだよ。

ボクはママをしんじている。
はじめはたいへんだし、つらいだろうけど、そのうち、ママはボクのためにもつよく、たくましくなっていき、もう、どんなことにも、なきごとをいわなくなる。
むしろ、ボクのようなこどもをもったことで、ほんとうのあいや、いのちのすばらしさをしり、おもいやりぶかいひとになるだろうって。

ボクにとっても、ママにとっても、まわりのみんなにとっても、このいっけん、ふこうにみえることも
じつは、そうぞうもつかないほどの、すばらしく、かんどうてきなドラマだって、いずれはおもうはずなんだ!

ボクのねがいは、ママがだれにもひけめをかんじることなく、むしろほこりをもって、いきてほしいってこと。
きそいあったり、くらべたりするせかいとはちがう、おだやかでおもいやりにみちた、やさしいせかい。
それが、ボクのいきているせかいなんだ。
ママも、みんなも、すこしずつ、そのことがわかってくるはずさ!

たいせつなのは、ボクもママも、いま、いきているってこと。
すぎたことをくよくよかんがえたり、さきのしんぱいなんか、しなくていいんだよ。
ボクといっしょに、このいちにち、いちにち、いっしゅん、いっしゅんをひたむきにいきようよ!


ママ、ほんとに、ボクをうんでくれて、ありがとう!
パパ、ボクをうけいれてくれて、ありがとう!
みんなで、とくべつの、とびきりのじんせいをあゆんでいこうね!
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おーたんがほんとうにこんなふうに考えてるんだとしたら・・・。

弱音を吐いてる場合じゃありません!

おーたんが私を選んだことを後悔しないような生き方をしなくては!



↑に紹介したほかにもすばらしいフレーズがたくさんあります。

詩もさることながら、イラストにもじ~んときます。

心がほんわかしてあったかい気持ちになれます。

ぜひ、手にとって、全部読んで欲しいです。

たくさんの人に読んでいただけたらきっと、社会的弱者にとって、今よりもっと優しい世の中になると思います。


(よかったら転載してください。【CHERRYママの気ままなひとりごと】