寝た子は起きる。 | 今日はどんなことしようかな?

今日はどんなことしようかな?

合同会社スノーフレークが運営する障がい者就労継続支援B型の「あすてる」が水曜日、
一般社団法人パルフェイトが運営する障がい児通所施設の「わんすてっぷ」が金曜日、
そして
両法人の代表が「法人代表」が週末を担当し、更新しています!


あすてるに消防車が来ました🚒🤗

施設点検だったので、すぐにお帰りになりましたが、目の前に消防車🐱❤️
「はたらくくるま」マニアでなくても、テンションあがります💓
消火器の位置について、より使いやすい場所をご提案頂き、完了。


もうひとつ、テンションの上がる鳥の話題です💓
昨日、出勤の時に家の前で鷹匠さんに遭遇しました。
写真はその時のものではないのですが


自転車で自宅前を出発➡️むこうから肘を張って、でっかい鳥を腕に乗せてる女性が歩いてくる➡️剥製かな?➡️鳥と目が合う➡️動いた!!!(テンションMax❤️)➡️女性はびっくりしている私に、ウンウンと頷きながら通りすぎる…
夢かと思い、調べてみたら
カラスや鳩によるゴミ荒らしやフン害を減らすために、出張っている猛禽類がいるそうな。
これは、おそらくハリスホークという種類みたい。
キリリとした表情で、周囲にただならぬオーラを漂わせながらしっかりと女性の腕に掴まって悠然と通りすぎていきました🦅いいもの見た🥰


さて、タイトルの「寝た子は起きる。」です。
もう30年近く前ですが、まだ医療機関で仕事をしていた時に、同僚(といってもかなりの年上の方)からこんな話を聞きました。お子さんが小学生だったか、中学生だったか、記憶は曖昧ですが
「今はね、道徳の時間ていうのが無くて、同和教育てしないのよね。私、それでいいと思うねん。差別が無かったことにしておけば、新たな差別なんて生まれへんのやない?わざわざ、差別があった歴史を教えるなんて、寝た子を起こすようなこと、せんでええのよ。」というようなことを話されたように思います。
「寝た子を起こさなければ」
に、とてもひっかかりました。
そもそも、なんの差別も無かったところから、差別を生み出してきた人間の、罪深さを何もわかっていない、と思いましたが
年下の私には反駁する勇気がありませんでした。

その方はとてもおっとりとした温和な性格で、生活もどちらかといえば豊かなほうだったと思います。日々命を削るようにして、爪に灯をともすようにして暮らしを立てたことが無い方なのではないかと思います。だから、無邪気に、心底からそう思われたのだろうと思いました。

でも何も無かった、平場だったはずのこんな小さな島国でも
壮絶な差別の歴史があることを
この方はどう考えてきたのだろうかと、なんともやるせない気持ちになりました。

時はながれて、福祉の世界に入ってからも
「障害者差別なんて無い、むしろ障害者は優遇されているじゃないか。差別が嫌なら、同じように働いてみろ。」というような事を平気で言う人に何人か出会いました。
「殊更に、障害をアピールするな。殊更に権利を主張するな。小さな差別を殊更に大きく騒ぐな。」これは、私には「寝た子を起こすな。」に聞こえました。

差別は寝た子でしょうか。
だとしたら、いつなんどき起き上がってきて、また大暴れを始めるかもしれない。
寝た子は起きる。
起こすのは、自分達の心だと、人間は何度過ちを繰り返せば思い知るのでしょうか。

二度と過ちは繰り返しませんと誓ったあの日から、1世紀もたたずにまたキナ臭い戦争前夜を迎えるこの国に
差別を根絶する意識が、いったいどのくらい根をおろしているのでしょうか。

他人事とは思わず、明日には自分に差別の目が向けられるかもしれないと考えてみることが
差別を考えるきっかけになるといいなと思います。

最近サビカンの話題は重たいねんというかた、申し訳ありませんm(__)m💦

さて、月が変わりまして
8月です🌻
8月のパウンドケーキは……

紅茶パウンドです☕❤️🥰
8月もまた、よろしくお願いいたします。

最後までお読み頂きありがとうございました。