失敗は成功のもと。 | 今日はどんなことしようかな?

今日はどんなことしようかな?

合同会社スノーフレークが運営する障がい者就労継続支援B型の「あすてる」が水曜日、
一般社団法人パルフェイトが運営する障がい児通所施設の「わんすてっぷ」が金曜日、
そして
両法人の代表が「法人代表」が週末を担当し、更新しています!

おはようございますニコニコ


昨日は良い天気で


お手伝いをした理科実験教室も


賑やかな中、


あっという間に


終了時間が来てしまい


実験モノは


時間配分が難しいと感じましたガーン


理論上、出る筈の結果が


出ない場合に


どうしても時間を有するので


なかなかに…ですもやもや




参加した小学生は


思うような結果が出なくても


癇癪を起こすことなく


粘り強く取り組んでいて


こちらもあれやこれやと


頑張りましたが


残念ながら結果が出ないまま


タイムアウトになった子もタラー


でも実験終了後には


確実に結果が出るグッズを


お土産にしたので


喜んでくれていました。




実験の助手をしながら


もしもこの場に息子がいたら


どんな関わり方をしたか


と思い返していました。


現在20歳なので


もう10年前のことです。


4年生になると


宿題への取り組みが難しくなり


1枚のプリントを仕上げるのに


1、2時間かけていました。


本人はグッタリしているのに


規範意識が高いため


泣きながらでもやるんです。


仕事を終え、


食事作りを終えてからの


宿題儀式に私もグッタリ魂


息子はシクシク泣くタイプですが


物にあたってしまう子


大声を出す子、


暴れてしまう子など


表し方は様々で、


要するに思うようにいかず


苛々が抑えられずに


行動で表してしまいます。


そして


時間差で襲ってくるのは


ネガティブな思考です。



『どうせ出来ないし』


『こんなことやっても仕方ない』



みたいに。


聴いている側からすれば


気持ち良くはないのですが


ネガティブな思考を


吐き出せることは


良いことだと思います。


人生を歩み始めて間もない


小学生は


将来のことまで見えてません。


現在の素直な気持ちを


言葉にしているだけなんです。


聴かされている親は




『そんな事を言うもんじゃない』




と、人生の大先輩だからこそ


ついつい諭しがちですが


この時期だからこそ


ネガティブな発言であっても


共感して欲しいです。


ネガティブであっても


ポジティブであっても


今の素直な気持ちなのだから


口にすることはダメじゃない。


むしろ


気持ちを表現しなくなる方が


怖いです。




知らない事を


『知らない』と言えない


出来ない事を


『出来ない』と言えない




言えないまま年齢を重ねると


社会に出た時に


失敗しても報告できなかったり


注意されても受け止められない


というようなことが


起きてしまいます。


だからこそ


今のうちに方法を学び、


経験を積むことで


思うような結果にならなかった時も


受け入れられるようになります。




でもネガティブな発言をされたら


周りの人に嫌がられるかも




そう仰る方もおられるでしょう。


もちろん、そうなのですが


まずは


子どもの言葉をリピートして


共感しましょう。


その後で


お友達の中には


ネガティブな言葉を


聴きたくない人もいることを


理由の説明と共に伝えてください。


そして再度、


家では言っても良いからね


言ってくれないとわからないからね


と言いながら


家の外であっても


言っても良い相手を


見つけられたらいいね


と声をかけてください。




親は子どものそばに


ずっといられません。


今でも


学校にいる間は一人ですし、


年齢を重ねるごとに


段々と行動範囲が広がり、


ますます一人の時間が増えます。


ならば


一緒にいる時間が長い期間は


小学生のうちですね。




まだ小さいから




などと思わずに


子どもの気持ちや


行動の結果を


親の想像で決めつけず


ましてや先手を打って


対処をしないで


自己決定する機会を


たくさん作ってください。


大切なことは


ネガティブな言葉を受け止めて


話をよく聴いて


一緒に対応策を考えることだと


私は思います。


失敗は成功のもとであることを、


すぐには


成功に繋がらないことがあることを、


たくさん経験してもらってください。


子どもは親のものではなく


社会にお返しする存在ですから


今のうちに経験すれば


大人になって失敗した時でも


事実を受け止め、


周りに協力をもらいながら


修復する力を発揮します。


一度の失敗で


挫折されたら悲しいです。


ましてや


自分に原因があるとは思えず


失敗を何かのせいにする大人には


なって欲しくないですからね。




久しぶりに


小学生に囲まれたので


息子のことだけでなく


PTAや学童の役員会で


それぞれの育児の悩みを


聴いたことも思い出し、


ペアトレみたいな内容ですけど


この時期の育児期間が


あっという間に過ぎ去るので


書いてみました。


育児真っ最中の方や


これから直面する方の


参考になれば嬉しいです。



それでは


今週もよろしくお願いします気づき