こんばんは
なんだか眠気が取れない日でした。
まぁ、そんなことを書きながら
午前中は自宅で事務仕事、
お昼は愛犬のトリミング、
夕方は食材のまとめ買いをして
現在に至るのですが
身体は寝かせよう、
寝かせよう、
としているのか
マッサージチェアに座っても
TVerでドラマを観ていても
ウトウトウト…
ちょっと早寝をしようと思います。
こちらのブログ。
新年度が始まる時に
投稿したのですが
記事の中に
放デイで起きた事故について
リンクを貼りました。
この事故について
3月末にニュースで流れた後、
再び取り上げられました。
事故の当事者と
該当する施設のことは
各機関で話し合われると思いますが
専門家の意見としては
現行の
児童10名に対して
児発管1名、有資格者2名
の人員基準を見直し、
児発管1名、職員6名
(有資格者か否かは明言せず)
の人員基準にするか、
基本報酬を引き上げるかの
対応が必要である
と述べられていました。
人員基準の変更は
しても良いと思いますが
支援度の低い児童が
多く通所する事業所に
6名配置するのは
多すぎる気がします。
逆に我々のような
支援度の高い児童が
多く通う事業所には6名必要で
私たちは
実際に配置しています。
このように一括りには出来ませんが
共通して言えることは
過去を遡って6年、
質🟰有資格者
に、こだわり過ぎたと思います。
その結果、
事業所の増加が進むにつれて
有資格者の取り合いになり、
人材確保ができない事業所が
増えたのは事実です。
特に療法士なんて
各学校の卒業資格が無いと
受験すら出来ないんですから
今いる人材➕療法士
の雇用が必要となり
配置を断念する事業所が出たり、
保育士だって
派遣社員を雇用して
緊急対応をする事業所もあります。
国が
質🟰チーム支援
と考えてくれたら
例え無資格者であっても
『人員』として数えられますが
現状は
『人員』扱いにはほど遠いです。
しかしながら
有資格者は
知識や実践のストックが豊富で
なくてはならない存在です。
では、どうすれば良いのか
と私なりに考えた基準は
現行の基本人員を維持し、
有資格者の割合に応じた
基本報酬を設定する
というものでした。
基本報酬の引き上げについて
専門家は書いていましたが、
単に引き上げるだけでは
良くならないと考えています。
理由としては
過去の報酬改定を振り返ってみて
質の向上や不正防止には
繋がらないと思うからです。
有資格者を割合で考える方法は
『福祉専門職加算』で
既に設置されており、
常勤職員に対して
何故か
『介護福祉士』の配置割合で
加算が付きます。
高齢者の介護の名残りとしか
思えない制度が残っていて
障害児事業の分野では
あまり有効とは思えません。
ここを
『児童指導員』が
無資格者の人員に対して
常勤換算で
何割配置されているか
という報酬と
『保育士』や『療法士』、
という専門職が
児童指導員➕無資格者
の人員に対して
常勤換算で
何割配置されているか
という報酬の2パターンに分け
報酬の段階を作ると
支援度が低い児童が多い事業所は
児童指導員をメインに、
トイレトレーニング等
支援度の高い児童が多い事業所は
専門職をメインに配置して
その報酬を得れば良いのです。
基本報酬に段階を持たせる
という考え方にすれば
各事業所によって
基本報酬に差がつき、
自事業所に合った人員配置にして
報酬が得られます。
加算は
現行の強度行動障害者の加算、
福祉士の配置加算、
(社会、精神保健、介護、
新資格の子ども家庭含む)
指標該当がある児童が
全体の5割以上在籍する場合の加算
これらがあれば良いと思います。
請求事務の煩雑さについては
就労支援B型の考え方と
同様にすれば良い話で
新年度に
人員の配置割合を申請する方式を
採用するだけで大丈夫です。
但し、
入社や退社、異動等で
変化する人員配置割合を
きちんと把握して
都度申請をする必要があります。
処遇改善加算の引き上げを
安易に行ったところで
基本報酬額に係るパーセンテージは
基本報酬が下がれば
処遇改善加算も
比例して下がるので
あまりプラスにはならないのです。
長々と書きましたが
今、放デイ業界は
非常に揺れています。
閉所予定の事業所だけでなく
経営陣が諦めモードに入って
次々と別事業に転じる可能性が見え
このままでは
児童の行き場が減る気がするんです。
そう書いている私も
他人事ではないんですよ。
諦めモードという理由ではなく
資金不足になったら
閉所になってしまう訳ですから。
でも、そうはなりたくない。
だからこうして
発信をし続けています。
何処かの誰かに届いて
何かが変わることを願って。
さて。
明後日13日はマルシェ出店です。
雑貨メインで、いってきます
無料駐車場完備なので
お時間のある方は是非
今週(もよろしくお願いします