小学校になると

トイレットペーパーの芯とか

廃材とか

授業で使うからと

持ってくるようにいわれませんか?


我が家の年中さんも

幼稚園から

使うので何日までに持たせてくださいって

連絡が来ることがあります


雑紙として

分別してあった中から

使えそうなものを仕分けて持たせます

ゴミとして出さなくてよくなるので

気持ちが楽です

使えそうな箱とかありますよね

でも取っておくときりがなくて。。。

まだ使えそうなそれを捨てる罪悪感があることもあって。。。





そんな事を

年中さんと話していたある日



アラフォーが学生時代に

持ってくるように

いわれたものの数々の中から

衝撃的だったもの

いくつか思い出して

話した





バレエバレエバレエ





アラフォー小学生時代のある日


昆虫を

持ってこい

といわれた

何に使うのかはしらされずに





私は何を持っていったのか

今となっては覚えていない



その日

登校すると

男子が朝から

虫で大騒ぎ

何を持ってきたかで

自慢大会のようだった


昆虫を持ってこいって言うのに

クモを連れてきたやつもいたなぁ

それは昆虫じゃないし

突っ込まれてたけれど

本人はわかってなかったな



そんな中、当時流行ったカンペンという

銀色の金属製の筆箱を

少し元気がなさそうに覗き込む男子がいた


はしゃいでいて良さそうな男子だったのに

変だなと

どうしたのと声をかけたんだと思う


すると


カンペンの中に

虫を入れてきたんだそうな


そんな狭いところに

入れてきたのか

って思ったけれど

その言葉を飲み込んで

続きを聞くと



カマキリと

コオロギを一緒に

入れてきたのに

コオロギがいないってところで

悲しんでいたと知る



カンペンを見ると

そこにいたはずのコオロギは

後ろ足一本だけになって

カンペンの角にあった




瞬時に察した

(そんなんあたりまえだろ)



その男子は

覗き込んで悲しそうだ

固まっている


確かに入れてきたのにと


気がついていないのだろうか


一緒に入れてきたんでしょ

いなくなるのは当たり前だよ

そう伝えたけれど



反応しない


コオロギはカマキリの腹の中に

収まったに違いない


だけど

小学生だったアラフォーは

その男子の気持ちに沿った言葉なんて

出やしない


そこにはカマキリしかいないという

事実しかなかった


そのうちその男子も

カンペンをもって

大絶叫集団の方に駆けていった




笑い泣き笑い泣き笑い泣き





エピソードとしては

こんな話な訳ですが


年中さんには

どうして

いなくなったんだと思う?

逃げたのではないんだよ

なんでかな?


そんな質問を投げ掛けて

しばらく考えてもらったけれど


結局

考え付かず


アラフォー母の考察を伝えると

目を見開いて衝撃を受けていた






もうひとつ

中学生時代のエピソードがあるので

続く