日曜日にバレエ鑑賞して来たのですが・・・
その時の話です
演目は『ジゼル』
バレエなどの舞台鑑賞の際、やたら「ブラボー」を叫ぶ方が
「ブラボーおじさん」と揶揄されることがありますが
今回は「ブラボーおばさん」でした
それもお二人![]()
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私は中央のかなり前の方に座っていたのですが
左からも右からも「ブラボー」が・・・![]()
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(すぐ隣ではなかったですが、近くから)
そもそも、1幕始まってすぐ
左側から「ブラボー」![]()
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え!もう??って思った
たいてい、ある程度暖まってからというか
演目が進み、絶好調といったあたりで
かけるならかける感じでは?
その左の方は、それ以降も、もう、何度言ったかわからないほど
「ブラボー」多発![]()
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呼応するように、右側の方も「ブラボー」
バレエは踊りではありますが、ストーリーがあるわけで
ダンサーさん達は、その役を演じて(なりきって)いるわけですよね
ジゼルは、最初こそ楽しいシーンですが
1幕最後に悲劇が起こり
特に、2幕は、夜の墓場
冷たい空気感
結婚する前に命を落とした乙女達のウィリー(精霊)の妖しく美しい姿
ミルタ(ウィリーの女王)の威厳ある美しい踊り
ウィリーとなったジゼルが、裏切られたのにそれでも愛する男性を
必死で守ろうとする姿
普通だったら、観客もストーリーに入りこんで
その一途な姿に、もう涙出そうになるわけですよ![]()
それが・・・
あまりの「ブラボー」多発に
なんか、ストーリーに入りこみにくくなっちゃって・・・![]()
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まぁ、バレエでは、演目の途中でも、一旦曲が止まって
ダンサーさんがお辞儀(レベランス)をして拍手を受けてから引っ込む
という部分もあるので
普通の演劇のようではなく、「踊りをみていただく」というところもあるのですが・・・
それにしても・・・
大きい技が出る度に、レベランスがある度に「ブラボー」叫ぶのは
やっぱり、周りへの影響も大きいですよね
(左からも右からも交互に叫ばれたらね~)![]()
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舞台はとても楽しく、美しく
久々にバレエを観られて幸せだったのですが・・・
この「ブラボーおばさん」達がいなかったら
もっと楽しめたのではないかと思います
残念です
でも、先日、劇場の案内係の方が書いていたブログをたまたま見たのですが
「拍手」や「ブラボーと叫ぶ」行為は、演奏者に対する敬意からくる言動と解釈できます。
その行為によって、迷惑だと感じたり不快な思いをしている人がいても、
迷惑行為と断定できないものや進行の妨げではない行為、つまり
マナーやモラルの問題は案内係が直接注意することは極めて難しい
と書いていらっしゃいました
確かにね~
それもごもっともよね
本当に難しい問題ですね![]()
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