こんにちは:-)





言う事ナッシングね!
OSJ山中温泉トレイル80kのレポですが、前回レポから随分間を開けてしまってスミマセンm(__)m
今回で完結です!

最終関門のCP4(鞍掛山登山口エイド)64kmに到着しました
関門時間マイナス2時間10分でした
去年はこの最終関門に熊と遭遇するかもしれないとビビりながら、熊鈴を鳴らしまくり、大声をあげながら、必死のパッチで走って来た事を昨日の如く思い出していました
去年は関門時間マイナス30分でした
去年と比べたら随分余裕を持って到着できました
この関門に着いたらヘッデンを装着しようと考えてましたが、まだ時刻は17時前
まだ早過ぎると思い、先延ばしにする事に!
補食では、エイドに餅が有りましたが、さすがに無理!
オレンジ6切れにプチトマトを10粒くらい食べました
ドリンクはコーラ
そんな給水や給食をしてると、肩にカメラ機材を担いだ方から色々質問を受けます
相手さんが1人だったので、単に趣味でビデオ取りしている人だったら、受け応えしてるだけ、時間の無駄だな〜、なんて思いながら
相手さんが、自ら名乗る事もなく、ワタシからどちら様ですか?と尋ねる事もなく
質問に対応してる時間が過ぎていきました
後日、現地TV局の取材だった事を知りました
ご当地ニュースに出演してた疑惑w
鞍掛エイドを出発して、鞍掛山に向け林道を移動している所です
インタビューされてる所です
などなど、流れていました
で、鞍掛山を登り始めます
例にもれず、坂の角度は急んですが、地元ではメジャーなんでしょう!
全コースの中で一番、足場が綺麗なのでストレス少な目
こちら関西で言うと、六甲のロックガーデンをユルくしたような感じです
三童子のように吠えたくなる感情など湧き上がって来ない平和な所でした
登山路最上部に差し掛かったとき、
スタッフさんが「もし良かったら山頂からの眺めを楽しんで行って下さい」と声をかけてくれました
コースをそれてわずか20mくらいでしょうか?!
鞍掛山山頂があって、眺望は最高なのは、去年充分楽しんだので、今回はスルーしました
下りになって、コース幅が極端に狭くなると同時に、滑りやすくなりました
ハイカーの往来が多そうな登り区間とは対象的に、下りは寂しい感じです
この山はおそらく、車で来たハイカーさん達が、鞍掛登山口の駐車場に車を止め上って来て、山頂で眺望を楽しんだら、来たルートを引き返すのが定番なのかなあ、なんて思いながら、下って行きました
そうこうして下っていたら、この日一番の転倒をしてしまいました
つまづいたのか?斜面に対して右肩(ほぼ頭)から思いっきりダイブするかの如く登山路コース脇へ突っ込んでしまいました
ヤッバーーーー!
転がって行った先が崖やったら…
折れた幹に身体が突き刺さったら…
大木に頭をぶつけたら…
咄嗟に色んな最悪パターンを連想していました
幸いゴロンと一回転するだけ、擦りむきもしませんでした!
一年のうち、1/3位は雪に覆われているのか?人があまり入って来ないのか?
地べたは、まるでクッションマットのようで、衝撃を吸収してくれたかのようでした
程なくして沢沿いのルートになり、去年は、この辺から蛍の舞のサプライズに感動だったのを思い出してました
ところが、今回は、まだ夕方!
明るい
さすがに蛍を楽しむ事はできませんでした
で、林道に出てしばらく行くと最後のエイドに到着です
AS5(塔尾町エイド;71km地点)に到着しました
すると、そこにいた人物と顔を見合わせ
『あっ…!』
『おっ…!』
などと、突然すぎたようで、お互い相手の名前が出てこない現象になっていた感じでした!
なんと、その方は…
山中温泉トレイルの生みの親的存在の田守さんでした
「去年は、ね〜」
「今年は、ね〜」
なんて、だい〜ぶ、会話が弾み
安心安定の記念撮影


ここでは補食はせず、ゴール迄7kmほど、気温も下がって来た事もあり、ドリンクを500mlも用意しなかったです
で、「去年は、熊が出たから幹線道路だったけど、今回は、正規ルートネ」って事で山側を指さされた
「でも第一関門の九谷ダムエイドでは、撤収するときに子熊を見かけたけどネ!」と言われていました〜
で、ここからは初めてのルートとなる
脚はご機嫌だった!
当然歩く気なんてしない
今までの急坂、急下りは無い
どちらかと言うと、地元大阪の生駒の縦走路的で、アッペンダウンが緩やか
その頃、ちょうど西側に目をやると、夕陽に染まった加賀の平野と日本海の景色が目に飛び込んで来た
わざわざ鞍掛山頂に寄らなくても、走りながらにして充分景色を堪能できる事にラッキーと思った!
遠く山並みの尾根伝い沿いに、沈みそうで沈まない夕陽を進行方向右側に感じながら、しばらく夕陽を浴びながら走る事になった
去年は、まさに熊が出た区間!
今頃、熊が出てきたら、ワタシはどうなるんだ!?
なんて思いながらも走ってました
頭上樹木に覆われた所に差し掛かると、さすがに暗さを感じる時間帯
ザックからヘッデンを取り出し頭に装着した
ライトを点けたりしたけど、ちょっと大袈裟かなと思い消して走る
で、気持ち的にあっという間に山中座近くに出た
去年は、日が暮れて暗いところ、しかも、ハンガーノックを押して走ってきた状況と比べると、今回は気持ち的にも、肉体的にも雲泥の差!
レース開催中をご存知の温泉客の方たちから
頑張れ〜と、言われながら走っていると、
ゴール会場の山中座が、すぐそこ迄迫って来てるのがわかった!
まだ、薄明るい!
夏至という1年で一番日が長い日に開催されているレース
蛍Runは今回叶わなかったけど、今年はこんな感じたで結果オーライだわ
ゴールして14時間22分38秒という長丁場のレースは完了
去年の16時間45分台(ケツから4人目のゴール)から2時間20分以上短縮できて自分的にビックリの結果だった!?
当初は1時間短縮出来たら、御の字と思ってましたからネ!
トレールって不思議で、
調子良いと思って走っていても、雨のぬかるみなら、事後、タイムを確認すると、意外と遅くて幻滅したり、
今回のように、去年ほど頑張れていない、と思っていても結果がちゃんと着いてきていたり、
どうして、そのような結果になったのか?が自己分析できないんですよね〜
結果は、
61位
男女別57位
年代別7位
出走302名、完走172名(完走率57.0%)
61位という事で完走者の上位35.4%の所に収まりました!
自分比で、超ビックリの結果でした!ミラクルだわ〜
良い意味で踏ん切り出来ました!
レース関係、ランナーの皆さん、良い1日を有難うございました!!
次のトレイルレースは9月末の
上州武尊スカイビュートレイル140km
昔、東京在勤時、冬になればスキーに行ってた山々が舞台だ!
懐かしい土地だけど、若かりしスキーヤーだった頃、まさか季節違いでトレランレースで、戻って来るなんて全然想像もしてなかったヨw
で、
ちょっと熊目撃情報多過ぎないw
(終わり)





