京都マラソンを走って来たね!
7度目のマラソンだけど、今回はじめてペースランナーの方々と近くを走る機会に恵まれペースランナーの方々の凄さを実感したね。
6キロ付近だったと思う。ふと右手に3:30のペースランナーが視界に飛び込んできた。恐らく知らない内に追い付いたのか、追い付かれたんかわからないけど、自分としてはこれまで経験した事がない未知の領域で走っている事は事実。どこまで付いていけるか?いや、付いていくべきでは無いと考えた方が最終的に良い判断だったという事になるかも知れない。と迷っていた。
あまり意識するのも嫌なので、真後ろを付いていくのではなく、真横に見ながらなるべく離れていた。W。
京都マラソンの前半は登り基調。
自分としては心拍数を上げたくないので、少し抑える。けどペースランナーは一定速度をキープ。少しづつ離れる。
平坦な所で知らない内に追い付くW。
道幅が狭まるとペースランナーも縦に散るけど、そんな中で自分も取り残されたりするけどペースランナーは、すぐ修正して一定速度をキープする。
そりゃそれなりの実力をお持ちなのでペースランナーを努めておられる訳であって、3:30切りを目標とされるランナーを引っ張っていく責任は重大であろう。
3:30とはいえ、道幅が狭まる部分では瞬間的にダンゴ状態になる。
離れると追い付いて戻すのが大変なので、自分が行ける時は貯金を作るつもりでどんどんビハインドをとっておく事に変更した。そうしておけばペースダウンしても追い付かれるだけで射程圏内をキープできるから。
しかし走りには余裕があるし、グイグイ行く姿勢に回りのランナーも凄いと実感。
こんな要領で17k位迄来た。でも以降は、マイペースで少しづつ引き離している事を知った。
折り返しが多い事もあり差が100m 位になっている事を確認。
その後植物園を走り、鴨川を下り御所から市役所に来て、折り返しでペースランナーとの差がキープできているのを確認。
しかし37kで明らかにペースダウンしてきてるのを感じていて、どうなるかわからんけど、残りの5k を「頑張ってやる」の思いで行く。
はじめての京都。新コースの京都。
最後フィニッシュゲートが見えてきて電光掲示板は29分台になったばかり。
まさかとは思ったけど、4カ月前の大阪マラソンから20分短縮の26分台でフィニッシュできた。高低さが90m 位ある京都のコースで自己ベスト更新できて最高の気分にひたれた。
ゴール後振り替えると3人のペースランナーが「頑張れ、急げ」と言わんばかりに腕を回して応援されていた。
今回、ペースランナーの偉大さを痛感できたし、大感動させていただきました。思わず3人のペースランナーさん逹に握手を求めていました。
ボランティアの方々、スタッフの皆さん、弟夫婦、デイサービスの皆さん本当にありがとうございました。
奈良マラソンは母が倒れて、看病や父の介護の事などで奔走され、走れなかったけど、諦めずに走る時間を切りだし、辛くて何度も折れそうになっただけに、完全燃焼できた忘れる事が出来ない大会になった。
いつか3:30のペースランナーになれるよう頑張っていくぞ!