卒業 | ディアナバレエスタジオブログ

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静岡県藤枝市のディアナバレエスタジオのブログです!

卒業シーズンがやってきました花束
スタジオでも高校3年生の2人が、ディアナを卒業しましたショボーン
今までスタジオをやめた子はたくさんいたけど、卒業という形で高校3年生まで頑張った子は数人です。
そのなかでもこの子達は特に思い入れの強い2人。

15年前、私がスタジオを始めた時に幼児クラスに入ってくれたらら。
その次の年に入ってくれたかなた。
ららがディアナっ子1期生。
私も教えることが初めてで、思いだけは熱く持っていました笑
幼稚園の時は「おふざけしない!」とか、なにかもらったら「なんていうの?」とか、まるでお母さんみたいにしつけに厳しかったと思います不安
小学生になってだんだんとできることが増えてきて、楽しくてしかたがないルンルンって気持ちが前に出すぎて、周りお構いなくはしゃぐ姿に
「調子にのるんじゃないっムキー」とカツをいれたりムカムカ
今でもよく覚えてる、事務室のドアの前で怒られてたな笑
東京にパリオペラ座バレエ学校の先生のワークショップを受けにいったのもこの世代が最初でした。
中学生になってもバレエを部活代わりにがんばり続け、ソロやパドドゥを組むようになり、成長する自分の体と気持ちに悩んだり落ち込んだりしながらも、努力を続けました。
そして念願だった本当のパリ研修にも一緒に行ったねキラキラ
私の長年の夢であった、いつか生徒を連れてきたい流れ星が叶った時も一緒だった2人。
高校生になって、世の中はコロナ禍となり、せっかくの入学式からマスク、オンライン授業になっていたけど、バレエに支障ない部活を選んで、週3回のレッスンに通い続け、ついに高校3年間もバレエを全うしました拍手
発表会の前には小さい子や後輩たちのお世話や声かけをしてくれて頼もしい反面、
幕が開く前、私が姿を現すと感極まって泣き出すほどの純粋な人に育った自慢の生徒です。

3歳、4歳から、18歳までという長い期間の、この子達の成長にそばにいられたこと、本当に幸せでした。
人生を強く生き抜いて、自分の力で切り開ける人になってほしい。その思いを伝えることの方が、もしかしたらバレエを教えるよりも多かったかもしれない。
第2の母であり、姉であり、先輩であり、大親友だと思っています。
発表会で泣きべそかいて舞台に立ってたらら。
それを横目でみておもしろそうに自分は踊り続けてたかなた。(4歳の時立ち上がる)

幼稚園や学校であった話、プリキュアの話、好きなアイドルの話、彼氏ができた話、失恋した話、将来についての話‥
たくさんの話をしてきたね。
2人がいなくなっちゃうことが、数年前から怖くて悲しくてたまらなかった。
でも、2人が将来を切り開いていくスタートラインにたったことを、祝福して送り出せるようになりましたニコニコ

あなたたちに今一番言いたいこと

私をバレエの先生にしてくれてありがとう。
私を信じてずっとついてきてくれてありがとう。
2人とも、私の大切な娘だよ。

東京でバレエを続けて、またスタジオに帰ってきてくれるかもしれないし指差し
やらないのかもしれないけど?
帰ってくる場所はここにあるから、いつでも待ってるよ。
「おかえり」って言いたいから、
「さよなら」は言わないよ物申す

卒業おめでとう花束花束
(かあさま達も、こんな私を信じて任せてくれて本当にありがとう飛び出すハート)