
今、夜中4時。日本のね。
目が覚めちゃって書いてます

今日からまた日本での日常が始まるから、その前にまとめておきます!
今回のパリが教えてくれたこと。
骨折からの復帰で、レッスンは出来る範囲でやろうという、異例の9回目。
実際、ケガしてからはポワントでは1度も練習していなかったのに、行ってみたら今までで1番踊れました。
もちろん、うまくいかないことなんて何度もあったけど、純粋に踊れることを喜んでいる自分がいました。
私は、初めてパリに来た時、8年前かな?から、毎レッスンの内容、レッスンの感想と、その日あったことをノートに書き続けてきました。
今3冊目。
最後にはその年の2週間で感じたことをまとめとして文章にしているんだけど、去年の最後のページには、
バレエの過渡期にある、これからは、自分のバレエは少しずつフェードアウトして、指導や振付に力を入れていこうって書いてありました。
失うことや手放すことも必要で、だから手に入れられることがあるって。
今回のパリで、去年のノートの中の自分に今の自分ははっきりこう言った。
「なにいってんの?」
去年の私は、なんだかんだ理由を付けて、自分から逃げてたんだって気がつきました。
確かに、8年で失ったものはあります。
それは体力。
でも、今回は去年より動けてた。
骨折から5カ月で、自分でもびっくりするくらい動いてました。
振付、やるって決めたらすべて完成させることができた。
しかも満足いく内容の創作も作れた。
まだまだ全然できることいっぱいある。
その結論は、自分の可能性に自ら蓋をしてなにかをする必要はまったくないということ。
あれもこれもは無理なんかじゃないし、なんにも悪いことじゃない。
力が弱った時って、もっともらしい理由をつけて妥協したり、自分を押し込めたりするのね。
でも、私は去年したはずの蓋を破壊しました!
できるって思えばなんだってできるから。
限界なんてない。というか、つくらない。
そしてその根本に大切なことは、
この前も書いたけど、できないことがあることは、最大の幸せだということ。
できないからやめるのはかんたん。
でも、それをラッキーチャンスだと思えれば、人生豊かになるでしょ?
できないことをできるようにする過程が1番楽しいって思えること、すごく大切。
そして私は、目標のために努力することが、どれだけしんどくても、好き。
だから今がある。
幸せ、不幸せは、気持ちの持ちようで正反対になる。
自分の運命を握るのは、他の誰でもなく、自分。
私は私の人生を、しっかり歩いてきてるなって思えます。
傷だらけ、あざだらけだけど、それも価値。
まだまだこれから先、弱ることがあるに決まってるけど、そんなことを怖れはしない。
今を精一杯、どんなことも楽しんでいきます。
さぁー、長くなった。
ここまで読んでくれたみなさん、大好きよ笑
長い修行休みをありがとうございました!
先生、それで弱ってたの…

じゃあ蓋を破壊したらどんなんなっちゃうのさ

みんながいるからがんばれるんだよ。
土曜日からいくよ~!お土産楽しみにね

Paris日記ラスト、最後までお付き合いありがとう

追記
湿気、すごくいやです

最後の写真は、赤いドアを覗く私
ドアの先にはなにがあるのかなぁ?
人生の扉、怖がらずに開けていこう-!
なんちって

ロシア人のお友達がいつの間にか撮ってくれてた写真です。
まったく、なんでも興味津々で動いちゃうから、わたし笑