上っ面と中身と | ディアナバレエスタジオブログ

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今日はちょっと難しい話かもしれないけど…
たいしたことじゃないかもしれないけどなんか引っかかったことを書いてみようか~おばけ
ある晩、深夜のニュース番組にて。
どういう括りの芸能人かわからないけど、キレイな女の子が海外の美術展のリポートをしていました。
どうやら学がある美人で推している様子。
彼女のリポートで、ゴッホの1枚の絵画についての感想があったんだけど…
「この絵はすべてが寒色系で描かれていて、筆のタッチも荒々しいです。狂気すら感じますね」と感想を述べた後に。
「実際、この絵を描いた数週間後に彼は自殺をしているんですよ」と。
それがどうしても引っかかった私は頭が固いんだか?
つい、こう思ってしまった。
「では先程の感想はあなたのものではないですね…」
ゴッホがその絵を描いた数週間後に自殺したという情報が、彼女の中にあったから、「寒色系、荒々しい、狂気」に繋がった。
実際、彼女が感想を述べる前に映された絵には、真ん中に赤いボートが描かれていた。
すべて寒色系という感想に「?」が湧いたけど、それが先入観が導いた色眼鏡では?
私には狂気なんか感じなかったし、さみしい感じもしなかった。
さらにVTR明けの年配の男性との対談。
この男性は絵画鑑賞が趣味で、今まで沢山の作品を見てきたらしいが、
彼女にやんわりと、
「赤いボート」の存在を指摘したのです。
その時の彼女の狼狽えたような表情が印象的でした。
そんなふうに考えながら見ている人はいないんだろうから、私が偏屈なのかもしれないけど笑

本当の彼女は、先入観なしにあの絵を見たとしたらどう思ったのかな?
そっちのほうが、聞きたかったな。ってね。

何が言いたいかっていうと。
上っ面と中身は必ずしも一致しないってこと。
肩書きや学歴やいろいろなステータスは、その人を飾るけど、中身はあるがままにしか見せられないなって。

さ、自分から、見た目、肩書き、学歴、テストの点、部活やらなにやらの賞、職業、役職、収入等々、上っ面を取り払ったら、どれだけの中身が残るかな?
そっちがおっきな方が、私はすき。

やっぱりさ、なんの先入観もなく、虚勢も張らずに、素直にいきることがステキだなって改めて思ったよ。

こんのなんでもないようなことからここまで考えたりするから、頭つかいすぎで足つぼ痛いんだ~ショボーン
でも、ちょっと考える価値はあるよね?

明日からまたがんばるぞ~爆  笑